煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

Rewrite Harvest festa! 感想&批評。

公式HP。
http://key.visualarts.gr.jp/rewrite_hf/

7/27に発売されたRewriteのFDをやったので感想でも。

※以下、多少のネタバレを含みます。


・音楽。8点。
新曲は13曲(Music Galleryにある曲数が13曲なので、たぶんあってるはず) ハーフプライスの作品として曲数が十分であるかどうかは各々の判断によるところがありますが、私個人の感想としては特段不足に感じることはありませんでした。
質のほうも相変わらずのKEYクオリティで大変いいです。が、今回はPhilosophyzやRewriteなどのいわゆる「ここ一番で流すべき楽曲」を連続して流す場面があったりと、BGMの選定に妙な違和感を感じました、使いかたが勿体無いなぁ、と。


・絵。5点。
CG32枚というのは、ハーフプライスにしても少ないような。質もばらつきがあり、あまり褒められる仕上がりではないですね。公式HPに載っていないCGが主に崩れておりますので、納期が厳しかったのではないかと邪推してしまいますね。やはり、Keyは1年で新作を作るのは難しいのかな。
新規素材(半袖征服、水着など)がちはやシナリオに集中してしまっているのは・・・どうしてなのだろう。不思議。


・システム。9点。
configなどは特段問題なし。Skipは高速。バックログは戻れる量がやや少ないですが、そんなに前を見に行くこともないでしょうし、減点対象にはならないかと。ログから過去の場面に戻れるジャンプ機能があれば完璧かと思います。


・声優。7点。
瑚太朗の声が合っていないように感じました。高校生というより明らかに30代の声・・・Terraルートなら何の違和感もなかったのですが、ギャグ系の子供っぽさを強調するシナリオになっているので違和感がすごいです。
声優さんの技量は凄まじいのですけどね。ここは変えておくべきだったような。
その他は特段、問題を感じませんでした。というか、やっぱり表でバリバリ活躍されてる声優さんは上手いですね。


・小鳥シナリオ。8点。
小鳥は本編では悲惨すぎた分、すごく輝いて見えます。二大組織などの設定もちゃんと優しく織り込んでくれていますし、FDの発売を待った甲斐があったというものでしょう。良いシナリオであるがゆえに話が短い(2時間もあれば読みきれると思います)のがすごく残念。

・ちはやルート。6点。
本編に引き続き、存在感の薄いちはや嬢に合掌。Rewrite本編において「消費者が一般的には想像するであろう幸せな未来」が描けるのは彼女のルートしかあり得ないため、方向性としては悪くないです。没落お嬢系の魔女さまにおいしいところを持っていかれた印象は否めないですけれど。
最後に咲夜関連の重いシリアスに急転直下させているあたりを、この作品の「らしさ」と捉えるか軸のブレと取るかで評価が分かれそうです。

・朱音ルート。2点。
「本来(本編)の世界から遠く離れた可能性の世界」をベースに話を構築するというというのは、それはもう別作品なんじゃないかな、と個人的には思うのですが・・・コレジャナイ感がすごいです。朱音も瑚太朗もその他ヒロインも性格が違っていますしなんだこれ。
滅びた後の世界の生活とか、瑚太朗が入学してくる前の話とか、そういうのでもよかったのに。なぜどうしてこうなった。

・静流ルート。2点。
コレジャナイ第二弾。まさかのおっぱいルート続編ですよ。当然、キャラの性格は崩壊気味、設定も軒並み形骸化。いやね、おっぱいネタは一発限りのネタだから面白いのであって、FDまで引っ張る部分じゃないですよ。お祭りの最中を舞台にしているため、馬鹿騒ぎを肯定できなくもないですけどね。

・ルチアルート。7点。
既存の世界観に新キャラを足してストーリーを構築するというのは、安易ではありますが良い打開策であるように感じました。ルチアが乙女っぷりを発揮させている時点でおなかいっぱいです。ありがとうございました。
それにしても、相変わらずルチアルートのコタローさんは別人だよなぁ・・・どこの世界線なんだろうか。

・篝ルート。4点。
「これはダイジェストですか?」と聞きたくなるような肉付けの無さです。製作時間が無かったんだろうねぇ。篝が人間を学んだらどうなるのか、という物語のオチはすごくいいのですけどね。どうにも薄っぺらくて説得力を欠くなぁ、と。骨子は良かったのに。


・ミニゲーム
本編より長く遊べます。どうみてもこちらがFD本体です。本当にありがとうございました。現在7面、さあ、最後まで辿り着けるのはいつになることやら。


・総評
不完全な作品ですかね。妙にシナリオが短いですし。いや、未完成商法だとかそう言う気はありませんけれども。
作成期間がどうこうという以前に、設定を複雑にしすぎたために説得力のあるRewriteのシナリオが誰も書けなくなっているのではないかと。瑚太朗の時点で「実は30代(?)だけども、本編の中では吉野と馬鹿やってる高校生」というのを違和感無く描くのは無理があるねぇ。なんともはや難しい。

商売ですから色々と制約があるであろうことは推察できますが、一消費者としては、やはりKeyにはじっくり時間をかけて我々を虜にしてくれるような作品を作ってもらいたいと思いますね。今後に期待します。
別窓 | ゲーム感想。 | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

中の人などいない! 体験版感想。

公式HP
http://www.alcot.biz/product/naka/index.html

ALcot本家の新作「中の人などいない!」の体験版をやってみたので、簡単に感想でも。

※画像はクリックしたら拡大します。


・シナリオについて。
公式HPのSTORYを見てもらえればわかると思いますが馬鹿ゲーです。設定なんて飾りですと言わんばかりの破綻具合です。現実味だとか説得力なんてものは皆無、ネタにできればそれでいい!みたいな。その分、ヒロインたちの会話のテンポは良いですね。しかし、ギャグ(というか会話の大半の要素)がネット系ネタとパロネタとシモネタしかないというのは残念至極です。いくらなんでもオリジナリティが無さ過ぎるだろうて。正直、ウリにしているもののレベルが低すぎる。
全体を通じて「幼なじみは大統領」「鬼ごっこ!」あたりが楽しめた人は面白く感じられる・・・はずです。ノリはほぼ同じ、主人公なんてほぼ同一人物と言っていいくらいに性格が一緒ですし。ほぼ、鬼ごっこ!の焼き増し作品と捉えてよいかと。
あと、極めて個人的な主観ですが、ヒロインについては上記の過去作品群より若干魅力が増しているような気がします。


・システム
エンジンなどは過去作品と変わらず。そろそろSkipの速度が「遅すぎる」の領域に達しつつあります。毎年更新するべきだとまでは思いませんが、そろそろ対応が必要な気が。システム音もここ9年間変わらずだしね。
Configは統一感がありすぎてわかりにくい印象を受けましたが、最初に好みの設定にすればその後は触らないし、別にいいのかな。テキスト関連の設定と音声関連の設定で色を少し変える程度の配慮は欲しかったですけれど。

nhi03.jpg

過去作品の資産を使うのも良いのですが、この背景ってClover Heart'sの頃からずっと変わらずなんですよね。学園の背景はFairChildのやつばかりですし、こちらもそろそろ手を加える必要性を感じたりしますが・・・余裕が無いのかしら。


・絵について。

nhi01.jpg

Clover Heart'sが出てきて泣いた。
Triptychとかなつぽちすらあるのに、ENGAGE LINKSの扱いが(´・ω・`)
あの作品、結構好きなのに。

nhi04.jpg
nhi05.jpg

ヒロインたちは可愛いです。
しかし、立ち絵の種類はそんなに多くない印象。


・おまけ。

nhi02.jpg

開始2分でこの画面が出てきたのが一番の笑いどころでした。
煌びやかなネオン?明るい笑顔?なんのことです?空気暗すぎだろ!
別窓 | ゲーム感想。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

軒並みクソ。

大津いじめ自殺>生徒遺族 同級生らを告訴へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120718-00000035-mai-soci

加害者両親から始まり、学校の担任、校長、教育委員会、警察と、登場する組織や人物がことごとく酷い。特に学校関係者についてはよくもまあ、ここまで酷いのを取り揃えたものだと思います。
自殺事件そのものについても驚く部分は多いですが、ここまで低クオリティの教員たちが死人が出るまで問題視されていなかった社会に驚愕ですよ。腐ってんなぁ。


記事全文。
 大津市で昨年10月、いじめを受けていた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、生徒の父親(47)が18日夕、加害者とされる同級生らを滋賀県警大津署に告訴する。県警は今月11日、同級生3人の暴行容疑で学校と市教委を家宅捜索したが、父親は容疑を暴行に絞らず、県警に被害の内容を訴える。捜査中にもかかわらず異例の告訴に踏み切ることついて、父親は「『いじめは犯罪。許してはいけない』という意思を示したい」と話している。

 亡くなった男子生徒がいじめを受けていたことを知った父親は、昨年10月と12月に計3回、大津署を訪ねて被害届の提出について相談したが、同署は男子生徒が亡くなっていることなどを理由に受理しなかった。

 県警の家宅捜索の後、父親は代理人弁護士に「捜査は始まったが、息子のために父親としてできることをしたい」と相談。処罰への強い要望を示すため、被害届ではなく告訴することを決めた。大津署に口頭で被害の内容を伝え、「告訴調書」を作成してもらう。

 学校が昨年10月と11月に全校生徒に実施したアンケートでは、暴行をうかがわせる記述のほか、金銭を巡るトラブルなどもあった。代理人は「『アンケートの内容で犯罪事実に該当するものを捜査して、処罰してほしい』というのが父親の思い」と説明した。県警幹部は「捜査はあらゆる可能性を排除しない」と話しており、県警も父親の意向に沿って捜査を進めるとみられる。

 父親や代理人の元には、全国から激励や支援の申し入れが相次いでおり、父親は「支援はありがたい。今後、息子のような犠牲者を出さないためにもできることをしていきたい」と話した。加害者とされる同級生に対しては「うそ偽りなく真実を警察に告げ、自ら犯した罪の重さを認識し、息子に謝罪してほしい」としている。【加藤明子、村山豪】

 ★告訴と告訴調書 犯罪被害者らが警察や検察などの捜査機関に犯罪事実を申告し、犯罪者の処罰を求める告訴の手続きは書面と口頭の2種類ある。書面の場合は、本人または弁護士ら代理人が作成した告訴状を捜査機関に提出する。口頭の場合は、捜査機関が告訴調書を作成する義務を負う。調書はその後の捜査で証拠として扱われる。
別窓 | 時事。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

2012-3Q 7月第2週アニメ感想。

視聴しているアニメ全作品に対して感想を書くのは面倒なので、適当にピックアップして。
ここに載せてない作品でも、一話感想で書いたやつはたいてい見ているので、何かあったら感想を書くことになります。たぶん。

ちなみにこの記事、土曜日にうpしようとしていたのですが、ずるずると延びてこのタイミング・・・(下記の感想はすべて2話現在のものです)


・TARI TARI
02taritari01.jpg
02taritari02.jpg

紗羽さんおっぱい大きいよね!
というのはおいといて、2話で発表会を終えるとはなんと言う展開の速さ。来夏が主役のはずなのに、紗羽がいないと話が回らないという不思議。というか男性陣は影が薄すぎワロリンです。

教員の駄目っぷりが半端ないのですが、これは伏線なのか何なのか。生徒への対応に私情を挟む教頭とか最低限の連絡すら回せない校長とか、クビにしてしまえ!


・アクセル・ワールド
14aw01.jpg
14aw02.jpg

何故かこのタイミングでの新OP&ED。先週に間に合わなかったのだろうかと邪推してしまう。
前のED曲が良すぎたので、それと比べてしまうと若干ダウンしておりますが、それでもOPもEDも良い曲ですね。黒雪姫先輩の中の人は前期にあった演説が残念だったので心配だったのですが、歌は上手かったですね。やはり演技と歌は違うか。

内容について。
能美が悪役過ぎるのですが、どうにも薄っぺらいような・・・実世界において権威を得るためにバーストポイントを求めるなんていう行為は、遥か前にタクがやっているわけで今更感があります。しかも犯罪行為を平気でやっちゃっているもんだから「実は○○という理由でバーストポイントが必要だったんだ」みたいな理由ももう通用しないわけで。
これを安易に解決させないためのワイルドカードの沖縄行きなんでしょうけれど、こんな小物を敵キャラにすえるより、ブレインバーストは対戦ゲームなのだから「あいつに勝つ!」みたいな展開でも良かったのではなかろうかと。そう思うんだ。


・じょしらく
02josiraku01.jpg
02josiraku02.jpg

基本的にこの5人、仲が悪い気がするw
こう「あんまり好きではないけど同じ職場の人間だし上手くやるか」的な空気が漂っているだけで風刺が利いているような。そんな気がするんだ。
話題のほうも想像妊娠だの宗教だの、危なくてワロスw


・ココロコネクト
02kokoroconnect01.jpg
02kokoroconnect02.jpg

かなりシリアス方面に舵をとってきました。人格入れ替わりネタでシリアスというのは上手く収まるビジョンが見えにくいのですが、だからこそ期待したい・・・のです。正直、絵柄が向いていないこともあって不安でもあるのですけれど。
キャラクターは生き生きとしており、見ていて楽しいです。伊織の立ちションできるようになった発言はわろす。それにしても、薄い本のネタに困らない作品ですなぁ。


・人類は衰退しました
02suitai01.jpg
02suitai02.jpg

残虐紙芝居、食肉用チキンがラスボス、荘厳なアヴェ・マリアの乱用などなど、コメントに困る程度にはカオスな作品です。ブラックな描写を可愛い絵柄でサクサクっと仕上げるあたりがすごくシュールで楽しいですw
首なしのチキンがどうやって知能を持ったのかとか、突っ込みたいことはたくさんあるはずなのに、細かいことを気にさせない魅力がこの作品にはありますね。


・DOG DAYS’
02DD01.jpg

ビーム打ち合っている勇者たちはまあ、どうでもいいのです。
即席で紋章砲を撃てるナナミすげぇとかそういうのはありますが。この二人の勝負は最後までつかないんだろうなぁと。そういう作品ですし。

02DD02.jpg
02DD03.jpg

まさかのベッキー変身シーンエロ杉わろたwwww

なんだこれ。これは本当にあのDOG DAYSなのか。中盤の中だるみ対処でエロス砲撃を叩き込んでくる作品は数あれど、2話からこんな大型爆弾を投入してくる作品が他にあっただろうかw 作画の細かさに妙な圧力と狂気すら感じるww
良くも悪くも今期で最も安定している作品だと思ったのですが・・・いいぞ、もっともっともっとやれ!
別窓 | アニメ諸感想。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

2012-3Q アニメ第一話感想。

視聴したアニメ数が多くなりすぎたので適当にまとめて感想でも。現時点では計12作、いまだかつて無いほどアニメを見てます。

長くなりそうなので折りたたんでおく。興味ない人は勿論スルー推奨。


別窓 | アニメ諸感想。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

イモウトノカタチ 体験版感想。

公式HP
http://www.cuffs-sphere.jp/products/imouto/

友人から薦められたのでやってみました。一言で言ってしまうと「実力は未知数」という身も蓋も無い感想になってしまうのですが、とりあえず適当に感想を書き並べてみる。


・絵、楽曲、システム。
絵については服装は若干多め、質は安定しております。購入のインセンティブになりえるレベルかと思います。登場したCG枚数はかなり少ない(見落としなど無ければ3枚程度?)ので、断言できるかというと難しいところもありますけれど。
BGMについては記憶に残っておりません。良くも悪くも印象には残らないかと。OP曲についても大人しい曲のため、影は薄めですね。
システムについても特段述べることはありません。Skipは十分高速、Configは充実しておりますし、逆にオリジナリティ溢れる何かを実装しているなんてこともありません。

・シナリオ。
全体的にギャグ多めの軽いノリです。いわゆる萌えゲに近い印象を受けますね。キャラクター同士の会話は面白く、軽く楽しめる様子なのは良いです。他の萌え系作品と比べても人間関係などの足回りがしっかりしている印象を受けましたね。
ただし、舞台が被災地であるなどシリアス向きな設定も準備されてはいるのですが、こちらについては設定に無理を感じるところもあり不安要素ですね。主人公の性格も緊迫感のある場面に向いていないですし。シリアス色を色付け程度で済ませるのか、それとも主軸にするかで評価が分かれそうです。

作品名が「イモウトノカタチ」、ヨスガノソラというニッチな作品を出した経歴を持つソフトハウスさんではありますが、近親相姦云々という要素をお求めの方は様子見をしたほうが賢明な気がしますね。逆に萌えを主食にしつつも、副菜をお求めの方には良さそうな・・・気がします。たぶん。
もちろんシリアス要素をしっかりと纏め上げてくれば化けるでしょうし、製品版には期待したいところです。
別窓 | ゲーム感想。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

1/2 summer 感想&批評。

公式HP。
http://www.h-comb.biz/product/08/index.html

6/29に発売されたALcotハニカムの新作です。
ALcot本家の作品はClover Heart'sからやっていますが、ハニカムの作品は初めてです。

※以下、多少のネタバレを含みます。


・音楽。7点。
BGMは28曲、Vocal曲は2曲。BGMはメロディがはっきりしているせいか、かなりの存在感があります。これは個人的には大きなプラスですが、声優さんの演技に集中したいという方は音量をかなり小さめにしたほうがよさそうです。
出来れば挿入歌を一曲くらい欲しかったかなとは思います。


・絵。7点。
CG73枚(汐19枚、つぐみ18枚、澄空16枚、叶16枚、その他4枚)SD10枚。73枚という総量を見てもやや少ないという印象が拭えませんが、プレイ中に「ここにはCG欲しいよね」という場面がちらほら、特にシーンについては殆どが1シーンにつき1CGという構成はちと寂しい。質的な面では若干のばらつきを感じるものの、可愛らしくキャラが描けており及第点以上ですね。
立ち絵については服の差分がもう少し欲しかったとは思いましたが、こちらも表情は多く準備されており、及第点以上の出来かと。


・システム。6点。
configは音量設定などのごくごく普通の設定のみ。簡素ではありますが必要最低限は揃っているのでほとんどの人はこれで問題ないと思います。
Skipはかなり遅い印象を受けました。シナリオ構成上、Skipを使わないといけない場面が相応にあったので、このあたりは要改善かな。


・声優。9点。
全体を通じて違和感を感じるようなことはありませんでした。特に叶のCVである桐谷華さんの演技は上手かったですね。出演作品の多い声優さんを起用しているため、他の作品のキャラが頭に浮かび続けてしまう人も多そうではあるのですが、そこはご愛嬌。


・共通シナリオ。3点。
テキストは比較的読みやすく、ヒロインが可愛らしく描けているのは◎。
しかし、ヒロインたちの会話がテンプレート化しており、テンポが異様に早い割りに、共通シナリオが終わるころには流れに飽きてしまうのが×。季節感が無い、好感度MAXのため人間関係に変化が無いなど、全体的に淡白なシナリオであるのは残念です・・・(このあたりこの作品に限らず最近の萌えゲではよく見られる傾向ですけれど)
早期にエロシーンを織り込んでくるのは、クロハの調整という設定があるにしても、ヒロインたちの貞操観念の低さと主人公の優柔不断さを強調してしまい、デメリットのほうが大きいような。

・汐ルート。2点。
性交渉までしておきながら最後まで付き合うことを渋る主人公がクソ過ぎる。シナリオとしての肉付け以前の問題として、このプロットで大丈夫だと判断した理由がわからない。ヒロインは上質なのだからそのまま適当にイチャラブさせておけばよかったのに。勿体無い・・・。

・つぐみルート。4点。
幽霊に関するお話なんですが・・・人に実害を与えようとしてくるオカルト話は、はたしてこの作品に必要だったのかと小一時間問い詰めたい。クロハという最強のキャラクターが存在する中でよくわからない霊能力を鍛える必要がいったいどこにあったのか。
流れも「除霊に成功したぞ!→実は失敗でした」の繰り返し、オチは「主人公は実は強い霊能力を持ってました」ではちょっとお粗末。

・澄空ルート。5点。
動物と接することによって幼かった澄空が成長していく、この成長という一点だけでも読むのを楽しくさせてくれる良きスパイスです。
逆に恋愛関係についてはベタボレモードに入るのがちと早すぎたような印象も受けましたが、共通のうちからエロい作品ですから仕方がないね。澄空が可愛いからもうなんでもいいや。

・叶ルート。7点。
刹那の生をどのように使うか。使い古されつつあるシナリオ構成ですが、叶のキャラクターもあいまって面白いシナリオになってます。
生きているうちにやりたかった心残りとして、性交渉が序列最上位に来ていることや、その目的を果たすために考えた結果があの肉食系発言の数々だったりと、考え出すと突込みが追いつかなくなるので深く考えてはいけないのです。
そういえば叶だけは、唯一お布団の上で初体験だったんですね。野外で平気で始めてしまう他の三人がトんでいるだけなのか・・・主人公を縛り上げて奪おうとする叶さんも大概ですけれどw

・真ルート。4点。
設定ネタばらしルート。読んでいてリトルバスターズ!を思い浮かべたのは私だけではないはず・・・。
クロハとの別れが恐ろしいほどに無感動だったり、旅館再建は澄空の実家に頼んで全部解決だとか、なんでこう、盛り上がるべきところで盛り上がらないのだろうと。そりゃ悠久を生きる龍たちからしたら全ては些細なことなのかもしれないけれどさ。

・総評。
何を魅せたかったのかイマイチわかりかねる作品です。ヒロインたちの主人公への情熱以外、その他の感情が全く描ききれていない印象を受けました。龍設定などに力を入れたのはわかりますが、空回りしていた感は否めないですね。ぶっちゃけていうと最後まで飽きずにプレイするのは難しいです。

せせなやう氏の絵が大好物な人、野外プレイが大好きな人はお勧めしたい作品・・・ですかね。
別窓 | ゲーム感想。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
| 煩悩と惰性。 |