煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

ひとつ飛ばし恋愛 感想&批評。

公式HP。
http://asa-pro.com/hitotsutobashi/

4月26日に発売された「ひとつ飛ばし恋愛」をプレイしたので感想でも。
なお、ASa projectの作品はプレイするのが初となるため、過去作品との比較は出来ません。ご了承ください。

※以下、ネタバレを含みます。

・音楽。7点。
BGM24曲、Vocal曲が3曲。
Vocal曲はどれもいい曲だったと思います。「繋ぐ想い」が個人的には好みです。
BGMについても作品の調子に合わせてノリの軽い楽曲が多く概ねよかったかと。シーン中の音楽である「君がすき。」だけは場面に微妙に合ってないような印象も受けましたけどね。


・絵。7点。
CGは73枚、SD10は枚。
CGの量は昨今の作品と比べるとかなり少ないといわざるを得ません。シナリオも相応に短いためプレイ中に不足を感じることはありませんが、しかしCGだけで90枚以上の作品が多い中、73枚しかないというのは、しかもセピア色の回想CGを抜くと67枚担ってしまうのは寂しい。フルプライスよりもお高いのだからもうちょっとがんばってもらいたいところ。
一方、立ち絵については私服を複数種類用意したのは好感触です。表情についても不満を感じるところはありませんでした。みんなかわいい。


・システム。5点。
Configは特段不足無し。気になったのはBGMの初期音量が音声と比べてやや大きいかな、といった程度でしょうか。
skipはやや低速かつ、Ctrlを押しているときの挙動がイマイチよろしくありません。改善してもらいたいところ。
ウインドウは最近では平準になりつつあるHD(1280×720)で、特に問題なし。


・演出。4点。
立ち絵が動くようなスクリプトは組まれておりません。現状、立ち絵をたくさん動かすのは一部ソフトハウスだけにとどまっていますが、この作品は勢いで押し切るタイプであり、親和性が高いように感じられるので、次回も似たような作品を出すなら検討してもらいたいところです。


・声優。10点。
全体的に声優さんを酷使しすぎだと思います。悲鳴、奇声なんでもござれでした。いいぞ、もっとやれ!


・共通ルート。5点。
体験版の部分と同様、メタネタ・パロネタ・ギャグだけで勢いで押し切るタイプのシナリオです。それ以上でもそれ以下でもなく。はっきり申してしまうと、「4人分の個別ルートを終えた後だとどんな話だったか全く思い出せない」程度のお話でした。しかし、プレイ中に何度も童さてもらったは確かですし、とにかく今すぐに笑いの成分を摂取したい方には大変お薦めできるシナリオです。特にメタなネタ(ヒロインとサブヒロインの差だの、エロゲヒロインのカラフルな髪の色など)は暗黙の了解みたいになっている部分を踏み荒らしていく感じで大変に爽快でした。
ただし、このようなタイプのシナリオの宿命とも言いましょうか、徐々に勢いがなくなっていくのはご愛嬌です。笑わせるという一手に特化した顔芸系ヒロインたるりさの出番が後半極端に少なくなることもあって、より顕著に失速を感じてしまいました。残念。


・碧里ルート。2点。
複数ライター制の弊害として、主人公のキャラクターが変貌してしまうというのはよく挙げられるものですが、このルートでは登場人物の性格が軒並み変化します。絵と声は当然同じですから違和感が凄まじいです。これが平行世界へとばされた人の哀愁なのでしょうか。流石にもうちょっと丁寧に作ってくださいと言わざるをえません。
物語の軸となる事象についても、紅の恋心、碧里弟、水泳など分散しており、全くまとめ切れていませんし残念。紅の秘密のキスなんてどうとでも話が広げられたでしょうに。もったいない。
メタネタなどについても鳴りを潜めてしまいました。時々思い出したかのよう二「バックログを見てください!」とか入ってくる程度で、正直浮いているなぁと。


・夏芽ルート。5点。
夏芽が可愛かった。以上。
姉の部屋でチョメチョメしてしまって、姉本人に事後処理の場面を発見されるという大惨事で爆笑させられましたが、その他はオーソドックスな恋愛ものでした。夏芽の心理の変化を描いたのは良かったと思います。
このルートに限らない話になるのですが、この作品では場面の切り替わりで「数日後~」となるのが頻発します。幾らでも甘く出来たであろうに、その一言で全て省略していってしまったのは惜しいなと思いました。勿論、毎日毎日朝食食べて通学して昼休みがあって放課後が・・・なんて描写してしまうと睡眠ゲーと揶揄されるようになってしまうんですけどね。それにしてももう少し肉厚にしてもよかった気がします。


・りさルート。6点。
まずは彼女のようなキャラクターを作り上げたことに賞賛を送りたい。頭のおかしい娘というキャラクターを最後まで保持しつつ、そこに人間臭さを織り交ぜて、なんとかヒロインという枠に抑えたのは偉業です。もちろん、手法に強引なところや違和感があるところが無いわけではないのですが・・・清純潔白の聖人のような量産型ヒロインでは絶対に感じ取れない魅力の前には多少のマイナスは霞もうというものです。彼女のルートに関しては、数日後~と話をとばしていくのがテンポの良さにつながり、上手く見せることができたように感じました。
ただし、今更言及することでもないかと思いますが、りさのキャラクターが濃すぎて拒絶反応を起こす人は多そうです。また、共通ルートと同様に徐々に勢いが失われていってしまうあたりは評価を押し下げてしまうかな、と。

とりあえず、阿知華を攻略するルートはよ。彼女はあの風貌になる前という強力な武器があるからメインヒロインを余裕でこなせるだけのポテンシャルがあります。だから、阿知華ルートはよ。


・桜ルート。7点。
今作のダークホース。個別に入ると毒舌連打で笑わせてくれます。りさがエロゲとしてのメタなネタで引っ張るのに対して、桜や千乃は友情を金銭に換算しはじめるなどの一般的な人の黒要素で圧倒します。あとは、のろけ話を延々するなど、ひたすらウザいのもいいですね。現実にいたら絶対に友達になりたくねぇです。
「ひとつ飛ばし恋愛」という作品のコンセプトをしっかりシナリオに取り込んだのもこのルートだけではないでしょうか。千乃の立ち位置の変化などなど。


・総評。

極めて癖が強いので、一概に評価しにくいところはありますが、とりあえず笑いを求めている人に薦めたい作品です。
上では良い点悪い点色々書きましたが、それ以上に「他に類似する作品のない独特のエンターテイメント」を提供してくれるという時点で一目置く価値はあるかと。いやはや、プレイしていて実に楽しかったです。
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これはまた人を選びそうな。

13.3型WQHD液晶搭載プレミアムUltrabook「dynabook KIRA V832」
http://magazine.kakaku.com/mag/pc/id=1153/

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WQHD解像度のウルトラブックキター!!
最近の日本メーカーは海外勢に負けず、変態スペックの製品を出してくれるのでとても楽しいです。東芝がそこに注力してくるとは思いませんでした。それにしても13.3インチで2560×1440・・・1366×768からずいぶんと飛躍しましたね。おそらく文字は読み取れないような精緻さなんでしょう。画像の時点でアイコンが小さすぎて笑うw 是非とも実物を見てみたいです。解像度厨な私のハートを握り潰してくるようないい商品だと思います。

解像度以外のスペックについては実用性が高く概ね十分以上。ただし変態仕様は無し。CPUを敢えてi5に絞ってコストを下げ、メモリは多めの8GB積んでくるあたりは良いチョイスです。ただし、SSD容量が128GBしかないこと、重量が1.35kgなことはややネガティブ。特にSSD容量は256GBをオプションで選択できるようにするべきですね。

高解像度化の代償としてバッテリー駆動時間が短くなっているようですが、電源無しの3時間以上の長時間駆動を求めるような人でない限りは気にしなくて良いかと思います。その点が気になるならば、夏ごろまで待って新世代CPUであるHaswellが積まれるのを待つのが無難ですね。この解像度とバッテリー双方を求める人がどれだけいるのかは謎ですが。
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世界よ、これが日本の立法機関だ。

「波平さん」と安倍首相の年齢から少子化対策に話題及ぶ 国会
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130422-00000603-fnn-pol


民主党の先生方は野党になってから、我々国民を全力で笑わせに来ているように感じます。下手なお笑い番組よりも国会中継の面白いと思うんだぜ、これ。


記事全文。
22日の国会で、「サザエさん」が話題にのぼった。「波平さん」と安倍首相の年齢の話から、少子化対策に話が及んだ。
民主党の高橋千秋政調会長代理は「サザエさんに出てくる、波平さんというお父さんがいますね。いくつか、総理、ご存知ですか」と述べた。
安倍首相は「波平さんはですね、わたしより1つ若いんですね。ですから57歳ですか。今の私は、58歳は、あのころの40歳ぐらいではないのかと」と述べた。
高橋議員は「答えていただいたんですが、波平さんは54歳の設定になっています。総理より、4歳若いんです」と述べた。
民主党の高橋議員は、サザエさんの家庭を引き合いにしながら、少子化対策の必要性を強調し、これに対し、安倍首相は、少子化の原因の1つとして「晩婚化」を取り上げ、対策を検討する考えを示した。
安倍首相としては、自ら掲げる健康長寿社会の実現においても、「健康寿命」を重視していて、民主党議員の質問に乗る形で、サザエさんの世界よりも若く、健康に生きる社会をつくる姿勢をアピールした形。
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はたらく魔王さま! 第03話 「魔王、新宿で後輩とデートする」

久しぶりにアニメ個別感想を書いてみる。原作未読。

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この作品の素晴らしい点、それは勇者エミリアの顔芸に尽きるでしょう。
1話時点では「魔王が国籍と住民票を手に入れる」「魔王がファーストフードでアルバイトをする」といった設定の奇抜さで視聴者を引っ張ってきましたが、3話時点の魔王さまは普通の常識人と変わらず、アルシエルに至っては気弱な専業主夫になりつつあり、物語を彩る役割は勇者さまが一手に引き受けていると言えるかなと。
千穂の胸を見て慌てる姿とか、所構わず大声で「勇者」だの「魔王」だのと言った単語を言ってしまう配慮の無さとか、夜道に気をつけろと平気で言ってしまう口汚さとか、勇者さま可愛い。こういう人の汚い部分を視聴者にストレスを感じさせないように見せる表現の仕方が、この作品最大の魅力なんじゃないかと思う。あと、こんな苛烈なキャラクターを演じきる日笠陽子さんも素敵。
いわゆる嫌われるキャラクターって「重要な場面で意思決定ができない」とか「身の丈に合わない願望を元に行動して周囲に迷惑をかける」とかですからね。そういうストレス要素に無縁なキャラメイクは良いですね。この調子で邁進して欲しいです。


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対して地球人代表の千穂さん。
彼女についてはキャラクターのバックグラウンドが殆ど描写されないままに物語に巻き込まれている様子。次週か次々週あたりでちゃんと心理描写が差し込まれるのを期待してます。
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ウィィィ。

wiiUを狩った。いや買った。無駄遣いな気配がプンプンしますが気にしてはいけない。最近の家庭用ゲーム機、特に据置きタイプのものはソフトウェアが貧弱だと嘆かれていますが、今回同時購入しているMH3Gと数年前に出ているスマブラの2つあればペイできるというのが個人的な判断です。ちなみにプレミアムセットのほうを買ってます。


・ハードウェアについて。

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本体は黒のツヤあり。見た目はプラスチックっぽさ満載で高級感などは皆無です。まあ、据置ゲーム機にデザインなんて求めてないですし、問題なしかな。本体は小さめですが、ACアダプターが大きいので、電源付近にスペースを用意しておきましょう。こうやって体積を要するパーツを二つに分けたのは良い判断だったのではないかと。

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コントローラー大きすぎワロタ
本体と同じくらいの大きさがあるとか斬新すぎる。大きいですが、長時間持っていても疲れない軽さである点は評価できます。慣れやゲームの種類によるものもあるのでしょうが、現状、ゲームプレイ中はメインディスプレイばかり見ていてコントローラーのサブディスプレイを見ることはないですね。しかし、ロールプレイング系のゲームならこの2画面は便利そうです。

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ちなみにこのディスプレイ、何インチなのかは知りませんが少なくとも5インチのスマートフォンよりは大きいです。6インチくらいなのかな?大きいのは正義で、見やすいです。入力についてはタッチパネルでもいけますが、物理ボタンがあるため、やはりそちらのほうが便利かな。

一点、致命的にいただけない点として、ファンの駆動音が非常にうるさいです。PS3と比較しても遥かに音が大きいですね。どうにかならないのかこれは。分解して取り替えたくもありますが、保証がなくなるだろうしなぁ・・・うーん。

・ソフトウェアについて。

wii Uそのもののユーザーインターフェイスははっきり言ってしまうと「悪い」です。PS2以下。
・非常に長いアップデート
・画面が変わるたびにロード地獄
・存在意義が不明なキャラクターを設定させられる
など。友人とお喋りしながら操作するならば、ロードの待ち時間は苦にならないでしょうが・・・ああこれが任天堂ゲームはリア充のためのアイテムというイメージの所以なのでしょうか?本領を発揮するのはパーティゲームの類でしょうし。キャラクター設定も、そこに力を入れてくるなら文句ないんですけどね・・・子供たちはこういうので喜ぶんだろうか。
ちなみにモンスターハンター3Gを起動した後は快適なので、ハードウェアの性能よりもソフトウェアに問題がありそうな予感。インターフェイスがUSB2.0ということで、外部メモリを足しても速度が出ずに不便だろうという考えでプレミアムセットを買いましたが、この調子だとベーシックセットでも良かったのかも知れぬです。


・まとめ。

まあ、文句ばかり書きなぐりましたが、満足してないのか?と問われると、相応に満足してますというのが正直なところです。褒め称えるほどではないですが、値段相応には遊べそうかなと。
静穏性だけは拭えぬ悪材料ではありますが、後2本ほどやりたいゲームが出てくれれば評価はアウトパフォーム出せますね。
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眠らぬ都市と長い勤務時間。

「年内にも都営バス24時間運行へ」猪瀬知事がNYで表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000549-san-soci


これで社畜たちはいつまででも働き続けることが出来るね♪という冗談はともかくとして。六本木⇔渋谷間だけって意味あるのかしら。六本木起点というのは外資系とキャバクラ的に意味があるのだろうけれど、六本木に夜中にいる人が渋谷へ行って、また渋谷に真夜中にいる人が六本木に行く意味というのがよくわからない・・・山手線に沿って一周するとかなら利便性はかなり上がりそう。あんまりやりすぎるとタクシー業界から悲鳴があがりそうでもありますけど。


記事全文。
 【ニューヨーク=酒井潤】ニューヨークを訪問している東京都の猪瀬直樹知事は15日夜(日本時間16日朝)の講演で、「年内に都営バスを24時間運行しようと思っている」と明らかにした。区間については渋谷-六本木間を検討しているという。

 猪瀬知事は講演で、「ニューヨークでは地下鉄が24時間運行しているが、東京は1日のうち3時間くらいは動いていない」と指摘。「ニューヨークは地下鉄が複々線で、車線が4本あるので、メンテナンスを交代でできる。日本は複線なのでできない」と説明した上で、「地下鉄は運行時間をできるだけ延長する。ただバスは24時間可能だ」と述べた。

 時期については「クリスマスプレゼントになる」とし、六本木-渋谷間を検討している点については「夜更けまで人がいる街だ」と説明した。

 講演に先立ち猪瀬知事は、今年2月に営業100周年を迎えたグランドセントラル駅内で、MTA(大都市交通公社)の幹部らから地下鉄事情について、説明を受けた。都関係者によると、MTA側は、3つの事業者が1940年代に統合された経緯や、24時間運行のなかでどう路線の安全を確保しているかなどについて説明したという。

 MTA側の説明を受けた後、猪瀬知事は実際に地下鉄に乗り、ホームや通路を改良して乗り換えを容易にしたブリーカーストリート駅に向かい、地下鉄一元化の効果を実感していた。

 視察後、取材に応じた猪瀬知事は「東京は五輪招致を目指しており、交通機関の便利さは世界一だが、今回の視察で弱点はないか確かめ、開催都市が決まるまでのプレゼンテーションに生かしたい」と五輪招致への意気込みも語った。
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4月末発売ゲーム 体験版感想。

各々の体験版感想を書くのも面倒になってきたので、まとめて書いてみる。


・ラブらブライド

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主人公と女性5人が同棲生活をするというラブコメ的な作品ですが、展開に無理がありすぎてついていけないのが困りもの。
同棲するには主人公の婚約者候補にならないといけないという条件にも拘らず、

・木から落ちたときにキスをしてしまったから。
・主人公の作るご飯が食べたいから。
・主人公をおちょくりたいから。
・なんとなく流れで。

というのはいくらなんでもマズイでしょう。しかもこの同棲は主人公も望んでおらず、逃げ出そうとすると身体に電流を流されるとか設定も強引すぎます。仁実さんだけは理由も性格もいいんですけどね・・・他のヒロインは軒並み性格設定に難があるとかどういうことなの。しかも文章からはライター自身がこの設定でいいとは思ってない様子が見受けられます。本当にどういうことなの・・・。

絵はいいので、画集扱いとしては悪くなさそうです。


・ナイものねだりはもうお姉妹 

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 姉(長女)に起こされる
→姉(次女を起こす)
→隣に住んでいる姉妹と一緒にご飯をたべる
→シーンのダイジェスト
→体験版終了

まさか家から出る前のところで体験版を終えるとは。短すぎて何も判断できないですし、公式HPのキャラ紹介の半分にも満たない情報量というのは駄目なんじゃなかろうか。フルプライスなんですし。
とりあえず笑いどころとしては、全裸なのに髪飾りは完全にセットアップ済みのまま寝ていた姉(上記画像一枚目)ですかね。全裸にはツッコミを入れるのに髪飾りはスルーな主人公が実にシュールです。

シナリオはともかくとして、ヒロインはとても可愛らしく描かれております。OPムービーも疾走感があって良いですが、評価が出揃ってから中古品を買いたいなと思ってしまうのが正直なところ。ないよう判断が出来ないから初動で行くのはリスキーすぎる。


・運命予報をお知らせします

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萌えと勢いで押し切らないタイプの作品。良くいえば堅実、悪くいえば地味。
ぼっちキャラということになっている主人公には仲の良いサブキャラがおり全然ぼっちさを感じさせないということ、地の文が多すぎて詠むに疲れる&面白さを損なっているということ、ヒロインの心理描写がなんか嘘くさく感じてしまうということ。この三点が足を引っ張って、個人的にはあまり楽しめませんでした。実はこれらは伏線で、後半にひっくり返してくるというのなら評価急上昇間違いなしですが・・・どうなるのでしょうねぇ。


・ゆめいろアルエット!

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ひたすら主人公が虐められるというマゾな方向けのシナリオです。殴る蹴るは当たり前、風評被害に直結するような情報をばら撒かれる、縄で縛られて学校内を引きずり回される等、中々に壮絶です。加害者側の罪意識の無さを鑑みるに、イジメについて語るようなシナリオだったりするのでしょうか。とりあえずキャラクターの可愛さ等は皆無でないけれど、体験版の時点では読んでいてストレスが溜まりやすい作品ではあるかなと感じました。

絵についてはかなり綺麗で問題なし。高苗京鈴氏が原画を担当している作品は幾つかやったことがありますが、当作品は特に甘露樹・みつみ美里両氏の絵を彷彿とさせる絵に仕上がっております。塗りが要因なんですかねぇ?

楽曲は素晴らしく豪勢です。OPにKOTKO、EDにDuca、キャラクターソングにmei、茶太、nao、AiRI、Kiccoってなんだこれ。サントラでたら買いたい。

願いを叶えるペンダントのシステムという面白いギミックもありワンチャンスある作品なのかなとは思います。とりあえずこちらも評価待ちですかね。体験版でのフルボッコな空気が改善される&ペンダントシステムに重要な意味を持たせるようなシナリオならば回収したい。現状、4月末発売の中では第二候補。


・Dang!Dang!団地妻

以前に感想書いたので省略します。
http://nachtzeit.blog96.fc2.com/blog-entry-1638.html


・一つ飛ばし恋愛

以前に感想書いたので省略します。
http://nachtzeit.blog96.fc2.com/blog-entry-1637.html

とりあえず4月末発売作品の中ではこれが本命になりそう。
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Dang!Dang!団地妻 体験版感想。

公式HP。
http://www.h-comb.biz/product/10/index.html

4月末発売予定の「Dang!Dang!団地妻」の体験版をプレイしましたので感想でも。
ちなみに、ALcotハニカムの作品は「1/2 summer」をプレイ済みです。毎回、原画もシナリオライターも変わってしまうので、過去作品のプレイ暦はあまり意味を成さないソフトハウスさんですけれど。


・絵。

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目元の描きかたなど、独特の雰囲気です。全体的に胸は大きめ、キャラクター設定では身長は人並みにあるにも関わらずロリっぽい雰囲気が強いので、総じて好みが分かれそうな絵ですね。
背景は団地ということもあって、やや暗めのものが多いです。このあたりも独特な雰囲気。


・システム。

セーブやロードなどの設定は画面右側に隠れていて邪魔にならないなど、新設設計です。skipの速度は問題なく、configも問題なく、総じて優秀ですね。
ちなみにシステム音が相変わらずのALcotでした。少なくともFairChildの頃からは変わってない気がする。


・シナリオ。

団地妻という響きは普通は「熟女」だの「人妻」だの「寝取り」だのといった単語を想像させるものですが、今作はそのような要素が一切ありません。
学生やりながら団地の管理人をやってる主人公のもとに、幼馴染だのお嬢様だのが押しかけてくるだけの・・・いわゆるいつものALcotです。熟女よりもロリ系統ですよねっていう。看板の偽りここに極まれりです。いいぞもっとやれ。

シナリオについてですが、団地妻という立場を無理に持ち上げる場面が多く、全くついていけません。ヒロインたちの行動原理もまったく意味不明で説得力という点ではかなり辛いものがあります。友人の妹たる真名が癒しとしてどの程度威力を発揮するか、あとはエロスの出来がこの作品の評価に直結しそうです。
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ひとつ飛ばし恋愛 体験版感想。

公式HP。
http://www.asa-pro.com/hitotsutobashi/index.html

ネットを巡回していたら見つけたのでプレイ。
ASa projectのゲームは初となります。


・絵。

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複数原画であるため、若干のばらつきはあります。しかし違和感などは特になく、崩れているものは今のところ見つからずですので、順当にいけば製品版でも問題ないでしょう。
ひとつ飛ばされる側のサブキャラたちも魅力的なものが多く、総じて期待できる様子です。また、寿りさの顔芸の凄まじさも一見の価値があるかと。OPムービーでりさ嬢が正ヒロインだと知って衝撃でしたよ。どう考えても阿知華のほうがヒロインしてる。

あと、背景は異常なほどにクオリティが高いです。何故そこに注力したしw


・システム。

configは基本的なものが揃っており問題なし。ただしskipは低速で改善してもらいたいところです。特にCTRLによるskipは描写も飛ばされているのに低速とか何故そうなった。スクリプト山盛りというわけでもないのに。


・シナリオ。

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「私は攻略ヒロインぞ!」
「こんなキャラデザだったとは・・・」
「声優費の無駄遣いやめて!」
「ピー音で遊ぶな!」

などなど、メタなネタが多くて笑いました。ネタが極端なので、人によって好き嫌いが分かれそうですが私は評価したいです。万人向けではない、ついてこれる奴だけついて来いというその姿勢は潔くて好きです。文章読んでいて本当に爆笑させられたのは久しぶりでした。

ただ、汚れ役を買って出ているりさと、明らかにメインヒロイン待遇な碧里(彼女は彼女で開始5分で涎キャラの立場を確立しましたがw)以外のヒロインたちの魅力が全然伝わってこなかったのが懸念事項ではあります。ネタ連打で盛り上げておくのにも限界があるでしょうし、シリアスにして楽しめる作風とも思えないですし、体験版部分以後をどう描写していくのかは楽しみであり不安でもある要素ですね。
というか、りさは本当にヒロインをできるんだろうか。初対面の主人公と出会って5分で脱いでますし、私は下痢だとか言い出すし、これで後半恥ずかしがったら・・・そうか、それがギャップ萌えになるのか?
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あいこみゅ!! -IDOL Communication- 体験版感想。

公式HP。
http://hiyoko-soft.com/products/icommu/icommu/index.html

・絵。

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複数原画ということで若干の違和感はありますが、立ち絵は可愛らしく描かれており及第点以上の質かと思います。表情も豊かで良いです。ただしCGは登場枚数が極端に少なかったこともあり、まだ未知数ですかね。とりあえず、現段階で公開されているものについては良く仕上がっていますので、期待したいところ。


・システム。

システムについては残念ながら問題が山積しております。

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体験版にもバージョンがあり、Ver0.1でなければスクリプトエラーで途中からプレイできなくなりますので気をつけましょう。体験版だからまあ笑っていられますが、企業なら公開する前にそのくらいチェックしてくださいよとは言いたいところではあります。デバック体制がどうなっているのか心配です。

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config画面。これ、どの項目もONが暗くOFFが明るくなっておりますが、これは総て「ON」の状態です。非常に判りにくいです。製品版までに改善いただきたいところ。
また、初期の音量設定ではBGMの音量が大きすぎて声が聞こえないです。こちらについても調整していただきたいところです。

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テキストウインドウが不透明であるため、画面の下1/4は全く見えません。日常でも邪魔ですが、シーンに入ると致命的な存在になります。もちろん、右クリックでウインドウを消せば見ることが出来ますけど、ね。
あと、ピンクの背景にピンクの文字というのは嫌がらせなんだろうか・・・エラーの件といい、社内で確認していないでしょう絶対。読んでいたら30分程度で目が痛くなりました。こちらも要改善。


・シナリオ

はっきり言って相当に拙いクオリティです。1時間程度で終わる体験版ですが、適当に見ただけでも拙い部分が多々見つかります・・・。

まずは誤字。

誤:「以外に」→正:「意外に」
誤:「生き遅れ」→正:「行き遅れ」
誤:「御幣」→正:「語弊」

「いがいに」については、使われた1回目の場面では誤字でしたが、2回目の場面では正しいほうが使われてました。2回目の登場時に正しいほうに直しているなら、その前に自分がミスしていたことを疑って検索くらいかけろと思うのは私だけでしょうか。ちなみに「いきおくれ」は5回ほど「ごへい」は2回登場しましたが、全て誤字でした。

次に常識の部分。

(裸を見られて)「こういう場合は119番に連絡すればいいのかしら?」
ヒロインがアホなんですアピールの可能性もありますが、ツッコミが一切ないところを鑑みるに本気で勘違いしているのではなかろうかと。警察は110番です。

(暑い部屋にて)「こんな部屋にずっといたら脱水症状で死んじゃいますよ」
完全に間違っているわけではないのだけど、暑い部屋にいたら起こすのは熱中症です。脱水症状は熱中症の一種で、この場合だと体温調節に多量の水分が必要にも拘らず摂取していないと起こるもので、水分摂取の有無という一過程をすっとばしていると思うのです。これ。

そして、シナリオについて。

公園にいたらいきなり仕事に誘ってもらえるところから始まり、ヒロインと交流を深めていく場面は一切ないのに仲良くなるなど、人間関係に関する描写は壊滅的です。初対面の相手、しかもマネージャーとして面倒を見ていく相手に対していきなり「言うだけならタダだからな」と言い放てる主人公は只者ではないですよ。どこかに社会性を忘れてきたとしか思えない。
場面の切り替わりも唐突ですし、勢いだけで読めるようなギャグも無く・・・無理に話を脱線させて「閑話休題」の4文字で本題に戻す手法が連発されますし、語彙と文法が貧困すぎるかなと。もうパロネタ連打でかまわないから盛り上げてくださいと言いたくなる程度には酷いです。このライターさんが新人だったとしても許される下限を下回ってます。


・総評

エロ特化にアイドルといった属性を付加して、Vocal曲を大量投入してアピールポイントとする。その方針は決して悪くないものだと思うのですが、このシステムとシナリオでははっきり言って拙いです。
楽曲を10曲以上用意するということは音楽CDの販売も念頭においているでしょうし、このままだとそちらを買うことになりそうです。5月末にゲームが発売されることを考えると夏コミあたりには出すでしょうし。ソフトハウスさんはもうちょっと頑張ってもらいたいところ。
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シムと電気自動車。

日産の電気自動車「LEAF」の充電スタンドがシムシティで使えるようになったので、建ててみました。
シムシティ内の車はそもそも排気ガスを出さない設定なので、電気自動車を走らせると大気汚染がなくなるなんてことはない、純然たるお飾りだったりします。しかしまあ、そもそもユーザーとして求めているのはマップの広さや交通網といった設定関連ですから、建築物についてはお飾りでかまわなかったりします。サーバーの正常な稼動はよ。


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田舎道に建ててみた。この充電スタンド、地面に赤字で記された「NISSAN」の文字の時点で大変に目立ちます。夜間は煌々と輝くので、周囲が暗いと更に目立ちます。ある程度栄えさせた街中に建てたほうがよさそうです。ただし、背が低いのでビルの間に建てるとまったく見えなくなってしまう恐れが・・・。


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というわけでビル群を背に建ててみる。こうすると駐車場みたいな感じでいいかもしれない。
ちなみに、エリシャ・ガンブルさんという店員さんがこのスタンドを綺麗に保ってくれています。


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最後に日産の宣伝をしておきましょう。こういう看板に記載される文字などのディテールは凝ってますよね、このゲーム。
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向日葵の教会と長い夏休み 感想&批評。

公式HP
http://www.makura-soft.com/himanatsu/

向日葵の教会と長い夏休みをプレイしたので、感想でも。枕の作品は初めてのプレイとなります。

※以下、ネタバレを含みます。


・音楽。9点。
BGMは33曲。ピアノメインの落ち着いた楽曲が多く、大変良かったです。


・絵。6点。
CGは120枚(ヒロインの顔が描かれているものは103枚)CG枚数は十分でしょう。立ち絵についてもかなりの数のキャラクターに用意されており、不満に感じることはないと思います。出番が結構多かった組合長の立ち絵がなく、詠母の立ち絵があったあたりは不思議に感じましたが・・・あれか、やはり女性が優先されるものなんですかねぇ。
質のほうは残念ながらヒロインによってかなり差があります。具体的には、詠は安定、雛桜とルカは時々崩れ、金剛石は「誰だお前」と聞きたくなる場面は頻出しました。複数原画であるが故のキャラクターデザインの差異は目を瞑れるにしても、品質が下方に向けて大きく分散してしまっているのは残念という他ありません。
あと極一部の方々には残念なお知らせです。詠と雛桜はプロフィール上では貧乳ですが、実際のCGを見ると結構豊かだったりします。まあ、これは公式HPで確認すればわかることではありますけど。


・システム。9点。
skipは高速。configは凝った設定はできないものの必要なものは揃っており、不満などはありません。
「演出強化パッチ」をあてるとセーブデータが引き継げないというのが不満といえば不満ですかね。


・演出。-点。
演出強化パッチをあてずにプレイしたので、無評価で。
パッチなしだと、もうちょっと表情が変わってくれると嬉しいかな、と感じましたので、強化パッチをあてたら良くなっていると・・・信じたい。


・声優。9点。
夏野こおりさんの破壊力は凄まじいですね。
その他は特に問題なく。


・共通ルート。7点。
体験版の感想で書いているので、詳細な感想は省略します。
主人公たちがやっていることは夏休みに故郷に帰って懐かしい面子で遊ぶという、こう字面にしてみるとと大したことではないのですが、それでも楽しく読めるのはシナリオがよくできているからなのでしょう。一つ一つの表現が美しくていいです。
全て終えてからやはり思うのは、ヒロインたちの関係が薄いことが残念でしたね。年齢設定に沿って、詠>ルカ、金剛石、月子という序列は感じたのですが、逆に言うとそれ以上のものを全くと言っていいほど感じませんでした。8年ぶりという割には仲良すぎだしねぇ。この共通ルートの時点でもう少し踏み込んだ描写をしてくれていればまた印象が変わったかもしれないです。


・金剛石ルート。4点。
最後まで読んでも金剛石というキャラクターの性格が掴めませんでした。場に応じて行動にムラがあるあたりなど、ある意味最も「人間らしい」キャラクターなのかもしれませんけれど。対して主人公はギャグなのかと問いたくなる有能さでした。子供が生命の尊厳について説きだしたあたりで何かもう色々とおかしい。物語の両軸たる二人がそんな有様なので、シナリオについてもお察し、です。瑠璃子さんにせよ麗奈さんにせよ、心理描写が圧倒的に足らなさ過ぎるのだよね。仮面も便利アイテムすぎたしねぇ。


・ルカルート。7点。
全般通じてエロスでした。下着画像と妄想小説があれば他は何もいらないと言わんばかりです。おねぇちゃんエロいよ、おねぇちゃん。「自慰してくれてありがとう」は本当に吹きましたわ。
で、肝心の(?)シリアスについて。捨て子であったルカがその呪いから救われていく様子は大変テンポが良く、気分良く読み進めることができました。既に育ての親から十全の愛情を貰い、そして幼いルカはそれを理解していたにも拘らず・・・という前提の上での話になりますので、人によってはかなり描写が軽く感じてしまうかもしれません。出会い系メールを出していたのが幽霊というオチもありますしね。あまりにシュールすぎる。
個人的には、盛り上がるところをしっかり盛り上げてくれた上に、エロスに力を入れてきてくれた点を評価したいところです。あとこの作品の本筋とは離れますが、ルカが陽介に好意を抱いている理由はしっかりと伝わってくる構成になっていたところも評価したい。そういう描写が一切なしのまま突っ走る作品が大勢の中、ちゃんとそこを描いてくれたのは偉い。
・・・ちなみに文学についてはまったく知識の無い身ですので、物語内に登場した各種書物とどの程度内容がリンクしているのはわかってません。すまぬ。


・詠ルート。10点。
本物の夏咲詠が高潔すぎて辛い。自分の死を受け入れて、意図的ではないにせよ自分に成りすました黒猫に「自分の物語を紡いでくれてありがとう」ってどんな聖人ですか。そしてその意思を受けた黒猫の詠の純粋さも眩しすぎる。その崇高なる精神の根底にある感情の話も実に得心が行くものでした。こういう過剰なほどに美しい御伽噺、私は大好物です。とりあえず詠のお尻を優しく叩きたい。


・雛桜ルート。9点。
子供時代は陽介が雛桜の信頼を勝ち得て、親の代理を務めるようになるお話でした。子供時代単体だけで評価してしまうと「詠ぃぃぃぃ!!いっちゃだめぇぇ!!!」としか言えなくなるので省略。そういや、詠さん、自分のシナリオでは力を自由に扱えないとか言っていたけれど、雛桜ルートだと自然に扱えていますね。これがより寝子麗に近づいたマガイの力なのか。
本題の10年後「長い夏休み」についてですが、こちらは今までのシナリオ「向日葵の教会」と異なりファンタジー要素が殆どなくなって、陽介と雛桜、また彼らを囲む人たちの心理を中心に描かれます。それぞれのキャラクターに過去があって、想いがあって、それを積み重ねることによってストーリーが進むその様は、完璧といってもいいくらいに良く出来ていました。素晴らしい。
一点気になった点としては、万能に使える便利キャラクターが多すぎたことでしょうか。ヨミは活躍してしかるべきにしても、神父、月子あたりはいわゆる観察側、極端な表現すると神といっても過言ではないですし。特に月子は完全に物語の終着点を最初から見据えていたしねぇ。キャリアウーマンとなった金剛石あたりも場面によってはチートに近いですし「これだけ優秀な人材が周囲にいて上手くいかないはずがない」という印象も。


・総評。

名作判定出せます。久しぶりの超優良作品です。
「激しさはなくてもいいから、ゆっくりと楽しめるシナリオ」を探している人にはとにかくオススメしたい一本ですね。

とまあ、褒め称えてはおりますが、絵にもシナリオにもかなりのばらつきがあるということは目を背けられない欠点ではあります。最近のエロゲでは総合的に質感が高く、萌えなり燃えなりで特化して、更に話の展開に勢いのある作品も多いですから、それらと比較するとやや古めかしいタイプの作品と言えるかもしれません。そのあたりを許容できる方なら是非とも。
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