煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

お嬢様はご機嫌ナナメ 感想&批評。

公式HP。
www.ensemble-game.com/06.ojyonana/


ensembleの新作「お嬢様はご機嫌ナナメ」の攻略が完了いたしましたので感想でも。


※以下、ネタバレを含みます。

・音楽。7点。
BGM24曲、Vocal曲は3曲。
極端に耳に残ったBGMなどは見当たらず。良く言えば雰囲気を壊していない、悪く言えば平凡。
Vocal曲は挿入歌が1曲でしたが、アイドルになる物語を織り込んでいるのだから、もっと曲数があってもよかったんじゃないかと思います。


・絵。9点。
CGが84枚、SDは19枚、そして形容しがたい何かが1枚。
なお、CG内訳は、七波が19枚、詩綾が15枚、花が14枚、音羽が18枚、透夏が16枚、その他が2枚。
CGの量は若干少ない印象を受けました。コストとの相談もありましょうが、3桁かそれに準ずる分量があると嬉しいですね。特に花の日常CGが6枚しかなかったのはちょっと悲しい。
線が細く、淡い色合いで形作られる柔らかい絵柄は大変素晴らしいです。極めて個人的な感想ですが、画集として変えるだけの価値があると思います。


・システム。-点。
Configは特段不足無し。skipはそこそこ高速、バックログからのシーンジャンプもあり、プレイ中にストレスを感じるようなことはありませんでした。
ただ、テキストメニューが小さく、振り仮名については非常に見難いので、改善していただきたいところ。
また、初回起動時のセキュリティは、モノを売るって言うレベルじゃない程度に酷いので、購入後数日プレイできない可能性も考慮したほうが良いです。詳細については追記にて記載します。


・演出。5点。
ライブ部分と戦闘シーンあたりは多少演出にも力を入れておりますが、全体を通じて立ち絵は動きません。まあ、目まぐるしくに表情を変える必要のある作品でもないですしいいのかな。


・声優。9点。
全体を通じて問題なし。体験版では音声がなかったキャラクターにも声が追加されており、不満なしです。ちなみに、個人的には 星咲イリアさんの花さんの破壊力が高かったです。
七波お嬢様の「萌っえ萌っえビーム♪」、音羽の甘えるシーンなどは演技が凄すぎてキャラクターが同一人物に見えなくなりますね。誰だお前はっていう。


・共通ルート。5点。
まず、経済関連はかなり酷いです。
・用語の間違い(ex:支払事由発生時に支払うのは保険料ではなく保険金)
・事象に対する知識不足(ex:国債、CDS、デフレの説明内容)
・狭窄な視野(ex:2%のデフレという指標→財閥の収益も2%減るはずという思考。七枷財閥は一切海外進出してないの?)
・設定の不備(ex:循環出資構造について。詳しくは体験版感想の追記参照)
・話題はマクロ寄りにも関わらず、総じて主人公の視点がミクロ経済寄り(というか個人投資家寄り)すぎる(ex:デフレに対する見解全般)
・国家破綻について(七枷財閥解体→国債暴落なんて語られていますが、普通は公的資金が注入されます。そもそも一介の執事が判断するべき話ではないのです。というか、そもそも財閥内で国債の担い手ってどこなの?本家の銀行なの?)
もちろん、専門書のレベルで間違っている程度なら何も言いませんが、この作品の経済知識ってウィキペディアで関連項目を見ればわかるところで躓いているんですよね・・・。また、世界観を表現するための小道具という程度なら目を瞑れるものの、物語の根幹に関わるところで幼稚な設定を展開されるのは辛いです。ただし、何の味付けもない学園モノだの設定を模写しているだけのファンタジーなどが氾濫している現在、敢えて経済ネタを入れてきたことは賞賛したいところ。惜しむらくは非常に中途半端な出来であったことでしょうかね。
物語の展開については、上記のとおりそもそもの舞台背景が無茶苦茶ではありますが、そこにさえ目を瞑れれば悪くないとは思います。たぶん。経済学に興味があれど修めていない人ならかなり楽しめるでしょう。

ヒロインたちの登場頻度がやや少ないですが、一通り見せ場は用意されており悪くないです。これについても最初からヒロインの魅力ありきでしか話が進まない作品が多い中、適度に登場場面を用意しているのは好印象です。
アイドル系のルートに入ると途端に財閥に関する話が出てこなくなって、各ヒロインの登場頻度が大変動を起こします。超展開とも言える方向転換を起こしているのですが、財閥破綻の話題が出る前のところで分岐できなかったのだろうか・・・と思いましたね。あと、音羽嬢は相手をしているとストレスの溜まりやすいキャラクターなので要注意。


・七波ルート。4点。
このシナリオにおける要点は二つ。常識知らずな七波お嬢様が庶民の生活に馴染んでいくことと雪小路財閥の要たるスノーロード銀行の買収劇です。
前者はコミカルに貧乏生活を描いておりますが、実は庶民生活はできていたものの、庶民との意思疎通に不慣れだったのは主人公だったなど、捻りがあって楽しかったですね。一点注文をつけるのなら、七波お嬢様が環境の変化によって変わっていく様をもっと出してもらいたかったということでしょうか。結局のところ、後述の買収劇の話も相俟って、七波さんはその完璧超人さを強調するだけで、ヒロインとしてのアピールが足らなかったような。
後者の買収劇についてですが、経済話ということでお察しください。外資系ヘッジファンド数社の協力を取り付けておきながらたかが10億円が足らないと騒ぎ立てる鶴美さんを筆頭に色々と酷いです。その他、敵対的TOBに対する手段の話や、監督官庁の話などが皆無なあたりもアレですが、日本経済を牛耳る大財閥の行方を学校で行うゲームによって決めようというのもまた正気の沙汰ではなかったですね。純粋なギャグとして楽しめるほどの勢いもなかったため、正直読んでいて苦しかったです。


・詩綾ルート。8点。
口べた・ホモ好き・ドMの三重苦な詩綾お嬢様が主人公と一緒に変態の道を歩むお話、です。
いやもう完全に別のゲームですわこれ。主人公のキャラクターも崩壊していますし読んでいて大変に楽しかったです。まさしく、経済のお話でまじめな作品なのかと思い込んでいたところにこういう狂ったギャグシナリオを叩き込まれるのは痛快という他ないですね。
惜しむらくはシナリオが短いこと。詩音などの他の要素も多少はあれど、基本的に詩綾嬢の変態さしかないためボリュームが足らないです。こんなことなら腐ったみかんがもっと世界に蔓延していくところまで描いてみても面白かったのではないかと思ったり。


・花ルート。8点。
全体的にテンポよく読むことが出来ました。内容についても財閥のことを絡め、絵についての伏線を回収して、鶴美の心理に踏み込んでいくという、全体的に隙が少ないシナリオでした。
こちらのルートについてもやや分量不足なのがちょっと不満。結局、一緒に生活しているシーンをかき集めても一日分は描写していないんじゃないかなと思います。そういうのはFDでやってくれたりするんですかねぇ。


・音羽ルート。4点。
ネットアイドルとして「ときめき純情乙女」の二人が羽ばたいていく物語。音羽の父親や借金取り、涼子からの横槍といった要素もあったものの、基本的に意味を成しておりません。
このシナリオの評価はヒロインたる音羽の魅力にかかっているのですが、共通ルートでは主人公の足を引っ張るわ無茶な要求を平気で行うわと傍若無人さを発揮し、個別ルートでは唐突にデレ始めるため、拒絶反応を起こす人が多そうです。彼女の言葉にカリスマ性を感じられるかも鍵となりそうですね。ちなみに私の個人的評価としては、傍若無人さは目に付いたものの許容範囲内、カリスマ性は感じられず主人公の感性と差を感じ、青葉りんご氏の声でブヒィでした。


・透夏ルート。7点。
音羽が外に働きかけていく点を主眼においているのに対し、こちらは内面の成長物語という点で描かれております。悩み多きヒロインが自分の道を切り開いていく様は見ていて大変心地よいものでした。ヒロインの魅力という点ではこのルートが最も上手く表現で着ていたのではないかと思います。

シナリオの感想ではないのですが、彼女だけ画像を90度回転させたほうが自然になりそうなCGが多いのですよね。何故だろう。


・総評。

佳作、ですかねぇ。
ただの学園系萌えゲとは違う要素が多分に含まれていますが、「とりあえずオススメできる」という基準までは到らず。
「お嬢様」「淡くて繊細な絵」「変態」などのワードが琴線に触れる方ならプレイしてみる価値はあるかと。ただし経済について多少なり知識のある人はスルー推奨。



別窓 | ゲーム感想。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

天災だもんね仕方がないよね。

昨日、simcity画像フォルダを漁っていたら、おそらくそれで記事を書く予定だったのにお蔵入りしてしまった画像が何枚かあったのでペタリ。とりあえず、普通の町並み写しても何も面白くないよね♪ってことで不謹慎シリーズ。


Spark_2013-03-24_00-36-48.png

まずは普通の火災。特に面白いこともなく。この画像を撮ったのがどの街だったのか既に記憶がないのですが、これだけ空が見える閑散としている街ならこの後すぐに消火されたことでしょう。・・・ちゃんと消防署を設置していたら、ですが。


Spark_2013-03-27_22-09-49.png

続いてもう一枚火災。小型の家が一件燃えているだけなので大勢に問題なし。しかも既に消火活動しています。道が細いのはわかるのだけど、消防車の後ろで渋滞起こしているトラック数台、お前らは道を迂回しろよ・・・と思わずにはいられない。
この渋滞の風景だけ見るとシムシティの住人たちは気長なように見えますが、なんとこのゲーム、一定時間内に職場までたどり着けなければ無職に、同じく一定時間内に家にたどり着けなければホームレスになります。すごいシステムだろ?泣きたくなるんだぜ。


Spark_2013-03-28_20-30-14.png

続いて大災害の一種、怪獣の登場。火を噴いております。頭の向きから察するに、このあと画面左側に並ぶビル群は軒並み倒壊することになったかと思います。怪獣はゴミ処理場まで動くようになっているので、発生位置によっては、特にゴミ処理場の反対側などで現れた場合は街が崩壊します。資金不足のときに重要な公共施設を叩き壊されると詰みますね。


Spark_2013-03-20_18-39-36.png

原発。光り輝く明らかにヤバイ煙を吐いているあたりでお察しください。明らかにメルトダウン起こしてます。原発が原形を保っているあたりから察するに、外部からの衝撃ではなく、原発勤務者の技術力不足による臨界突破が原因っぽいですね。恐ろしや。
周囲にはまだ車の姿が見られますが、この後すぐ周囲は廃墟となります。
別窓 | simcity | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

誰かこいつとプロ市民を黙らせろ。

日本維新の会橋下氏「選挙に影響出るのは間違いがない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130516-00000586-san-soci


この橋下市長の慰安婦発言って明らかに参院選にて注目を集めるためのものですよね。それがポジティブであれネガティブであれ、話題に上った政党が票を集めやすいのは過去の傾向から実証されていますし、実際、つい先日まで熱心に報道されていた96条改憲の話題はすっかり鳴りを潜めてます。改憲が選挙の争点になると維新は出る幕がないのはわかるのですが、どうにもやり口が汚いように感じます。外交に影響が出るような件について、直接関係がない一地方の首長が言及するべきではないと思うんですけどね。こいつが好き勝手言って国側が火消しに回るってどう考えてもおかしい。
あと、この発言を面白おかしく持ち上げるマスコミと、変な噛み付き方をする団体もどうにかならないのかと思います。彼の主張は、「在日米軍は性犯罪を起こすくらいなら風俗に行くべき、そのための環境を整えるのも一つの手段」「歴史上において、軍隊に性行為目的の女性が付き添っていたのは世界共通。日本だけ騒がれているのがわからない」というものだと理解しているのですが、これを聞いて「女性の尊厳が~」ってどういうことなんでしょうかねぇ。謎ですわ。


記事全文。
 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は16日、慰安婦制度をめぐる自身の発言で、みんなの党の渡辺喜美代表が夏の参院選での維新との選挙協力の見直しに言及したことについて、「僕の発言で選挙に影響が出るのは間違いがない」とした上で「みんなの党が自分たちにどう有利になるのか、判断するのは当たり前だ」と理解を示した。市役所内で記者団に答えた。

 橋下氏は、「選挙に有利になるか不利になるかこれまで考えずにやってきた。(自分は)そういう人間だとしか言いようがない」とも述べた。

 また、24日に元慰安婦の韓国人女性2人と面会することに関しては、「日本が慰安婦制度を活用したことは恥ずべきことで、おわびと反省の言葉をかけなければいけない」との意向を示した。
別窓 | 時事。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

お嬢様はご機嫌ナナメ 続・体験版感想。

本編の体験版の感想は下記の記事に書いているので、ご参考下さい。
http://nachtzeit.blog96.fc2.com/blog-entry-1662.html


今回は「お嬢様はご機嫌ナナメ」の経済関連について記述します。七波さんクンカクンカとか書かないですともよ。

まず、最も誤った知識が展開されている国債関連の部分については、その後の物語に大きな影響を与える話でもなさそうですしスルーで。
ああいうものは可能な限り正確な知識で書いていただきたいものですが、金融商品の構造や状況を把握するには相応の勉強量が必要となりますし、そういうワードで世界観を表してくれればそれでいいや、と思うのです。別にこの作品は教材や辞書となるべきモノではないわけですしね。


さて、話題は七枷財閥の組織構造についてです。
この財閥の情報を簡単に纏めてみましょう。

・財閥全体で100兆円の国債を保有。
・本家一つ、分家が六つ存在している。
・本家の女性は分家に嫁ぐことが多い。
・分家は各々、担当する業界を持っている。
・本家は銀行を保有。ただし、財閥系列会社はこの本家銀行から出資を受ける義務はない。
・資金調達が自由にできることから、本家の影響力は低下気味。
・分家は循環出資構造。保有株式は10%。


まずは国債の保有高。100兆円ですよ。100兆円というはどういう数値かといいますと、日本の銀行業界が保有している国債残高に比較的近い値です。(ただしゆうちょ銀行除く。あそこは単体で100兆円分の国債を持ってます) 三メガバンクの合計に匹敵するほどの規模・・・なるほど、七枷財閥は国内最大規模というのは説得力があると言えそうです。
続いて、分家ごとに出資し合っているという構造について。普通は小さな企業でもない限り、例えば大規模メーカーは部品ごとに下請け企業を持っていますし、不動産関連だってホテル運体、建設業、賃貸業などなど多岐に渡って系列企業を持ってます。では、「保有株式は10%」とはどこの株式を指し示すのでしょうか。普通は企業体を束ねる持株会社が存在し、血縁等の繋がりならばそこの株式を保有します。おそらくこの作品内の各分家もこのホールディングス制度だと思うのですが・・・正直言って、一つの財閥に6つ(本家にもあるとすると7つ?)も持株会社を持つなど無駄の極みです。天下り用法人ですよねわかりますとも。おそらく設定上、分家ごとに円環構造で優劣を付けたかったのでしょうけれど、主人公の決闘設定より、こちらを分家間のしきたりにするべきだったんじゃないかと思ったり。株式、と聞くと経済的な香りがしますが、現実に照らし合わせると不恰好かなぁと思わずにはいられません。
そして保有株式が10%という設定について。では残りの90%は誰が株主なのでしょうか?本家が1/3以上の株式を持っていた場合、単独で拒否権発動が可能となるため、本家の影響力低下にはならないんですよね。ということは本家の保有高は10%ほどで、残りは外部が株主なんですかね?外部株主が7割8割の持株会社とかヘッジファンドの格好の的なんですが・・・七枷財閥はよくもまあ、無事に生き残っているものだなぁと。普通は非上場なり何なりの対応をとる気が。
ちなみに、「循環出資構造」って名称は韓国の財閥で使われている名称らしいですよ?サムスン財閥とか。国の規模と比較して、異常なほどに大きい大財閥の設定など、なるほどなるほどと感じたり。つまり、鶴美さんの思考回路の大元って60年経っても賠償しろと騒ぐあの(この文章は友愛されました
別窓 | ゲーム感想。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

お嬢様はご機嫌ナナメ 体験版感想。

公式HP。
www.ensemble-game.com/06.ojyonana/

今更ながら5月末発売予定の「お嬢様はご機嫌ナナメ」の体験版をプレイしたので、感想でも。
なお、ensembleの作品は「花と乙女に祝福を」「花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ」のみプレイ済みです。


・絵。

ojonana01.jpg
ojonana02.jpg
ojonana03.jpg

キャラクターのデザインは、線は細く色使いが淡いため、非常に柔らかい印象を受けます。萌えゲームの絵としては極めて上質と言っていいんじゃないでしょうか。CGも立ち絵もかなり美しく仕上がっております。
立ち絵については後ろ向きや横向きのものもあり(体験版時点では、七波お嬢様だけですが・・・)期待できるかと。

ojonana04.jpg

お嬢様の寝巻き姿を見てガタッとなったのは私だけではないはず・・・!


・システム。

ojonana05.jpg

configは必要なものは揃っております。skipは快適、バックログからシーンジャンプも可能で充実しております。ちなみに解像度については近年の業界標準であるHD-FWXGAサイズで問題なし。
一点注文をつけるなら、一部声のついていないキャラクターがいるってことくらいですかね。特に詩綾お嬢様の通訳の人に声が無いのはちょっと悲しい・・・。

なお、立ち絵はClochetteやすたじお緑茶の作品のように動くことはありません。スクリプトを作りこむのは多大な労力を要すであろうというのは容易に想像がつきますが、できれば少しずつ動かしていってもらいたいなぁと思う今日この頃。


・シナリオ。

あらすじというか、概要をとりあえず纏めてみた。

・主人公は七波お嬢様の従人。七波の世話と、七波に求婚してくる輩を決闘で打ち負かして、彼女を守ること。ちなみに主人公は文武両道の完璧超人。
・主人公は屋敷の物を贋作と取り替えて本物を売り払うという、端的に言えば犯罪行為をしている。(裏で鶴美が犯罪教唆している)
・七波お嬢様は無気力・脱力系。しかし「庶民の生活が知りたい」と言い出す。他のヒロインも大小あれど、それぞれ個人的な悩みアリ。
・詩綾お嬢様は主人公に求婚。それを知った詩音(詩綾の弟)はブチギレ。
・鶴美(七波の姉)が七枷家を乗っ取ろうと計画。七枷家後継者たる七波を雪小路財閥に嫁がせてしまおうというもの。ちなみに相手は詩音。シスコンなので七波への思い入れは皆無。
・七枷財閥は六つの分家が相互出資することによりお互いを抑制している。鶴美が嫁いだ友禅寺家の力が強まっており、パワーバランスが崩れつつある。
・主人公は鶴美の謀略を阻止するべく、六分家の相互抑制が活かさせるように暗躍を始める。

ええ、まさかのシリアス路線です。大雑把に見ても、裏取引、家督をめぐる陰謀、お嬢様の世話、マクロ経済、ヒロインとの交流、身分違いの恋、茶器などなどを詰め込んでおります。
体験版時点では、経済・陰謀あたりの話とヒロインの存在が完全にミスマッチを起こしておりますが・・・この大風呂敷を取りまとめられるかが鍵になりそうです。上手く融和させることができれば名作、空中分解したら評価暴落ですね。
シリアスパートを終えてからが本番とのコメントもありましたから、シリアスなのは体験版+α程度で、後半は萌え一直線になるんですかねぇ。それはそれで悪くないのですが・・・一体どんな層の客を相手に商売するつもりなのか気になるところではあります。私は萌えもシリアスも両方食べられる人間ですから、歓迎なのですが。

各々の要素についても簡単に記述しておきます。
主人公が決闘するお話については唐突な印象が強く、導入部としてはイマイチだと感じました。最初30分で投げ出すユーザーも相応数居そうです。
シリアスについては緊張感が程よく出ており、文章を読ませるスパイスとして良い働きをしております。主人公の計画の緻密さと、その上での「何が起こるかわからない」という先の不透明さが上手く描かれています。
マクロ経済については、なんちゃって経済学なのであまり期待しないほうが良いでしょう。国債関連の話では馬脚を露わしたかなとは思ったり。比較的説明を要する話題ということもあり、スパイスにしては重すぎかなと。あまり織り交ぜる必要性も感じませんし。
ヒロインは各々魅力的な面があれど、シナリオの重さに喰われてる印象。七波お嬢様はローテンションでわけのわからないことを言い出すあたりが可愛い(ネットスラングの助けがあるのも大きい)ですが、自分の立場が危ないことにもっと危機感を持つべきですし、音羽の境遇はやや重いですが、しかし主人公がやろうとしていることと対比させてしまうと霞んでしまうんですよね。透夏はそもそも存在感が薄いという。詩綾お嬢様は対萌え豚兵器として抜群の破壊力であるのに加えて、ちゃんと見せ場がありましたけど。さて、製品版ではどう調理するのでしょうかね。・・・ああ、花は「兄さんボディソープ」ですよねわかります。どうでもいいけど回想の中でキャラクター名に「ロリ花」とか出てきたときには噴き出しましたw どうしてこうなった。
茶器についてはウザったいほどに知識を披露していて楽しいです。そんなに語られると茶器について調べたくなるじゃないですか・・・!


さて、色々と書きましたが、製品版でどのように話を展開するのか大変に楽しみです。期待したいところ。
別窓 | ゲーム感想。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

これまた残念な。

朴大統領「アジアの矛盾」と日本批判…米議会で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130509-00000113-yom-int&pos=3


「日本は特亜を解放したんだ!」とかそういうことを言うつもりは無いけれど。

北朝鮮がミサイル飛ばすぞと脅しをかけて一部地域では緊張状態までいっているような時節に、国の行政トップが別の国の歴史認識云々と語り始めるのはいったいどうなのかと私は問いたい。
代々、韓国の大統領は支持率回復の手段として反日活動に勤しんできてますが、就任早々外交デビューの場でそのカードを切ってしまうのはどうなんでしょうね。
そもそも第二次世界大戦の時の朝鮮半島って日本の支配下にあっただけで、日本と戦争していないから賠償責任なんて生じようが無いんですけど、そのあたりわかっていて強請ってるのかなぁ・・・少なくとも安倍政権が認めるわけないことくらいわかっているでしょうに。



記事全文。
 【ワシントン=中川孝之】韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は8日、米上下両院合同会議で英語で演説した。

 朴大統領は北東アジアの地域情勢について、「歴史問題」で衝突が絶えないと指摘し、名指しは避けながら日本を批判した。

 7日の首脳会談で、オバマ大統領に「日本は正しい歴史認識を持つべきだ」と述べたのに続き、安倍政権に対する不信感を表明した形だ。

 朴大統領は、北東アジアでは国家間の経済的な相互依存が増す一方で、歴史問題を巡る衝突が続いているため、政治や安全保障分野の協力が進まないと指摘。大統領はこうした現状を「アジア・パラドックス(アジアの矛盾)」と呼び、「歴史に目を閉ざす者は未来が見えない」との表現で、日本政府の歴史認識を批判した。
別窓 | 時事。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
| 煩悩と惰性。 |