煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

はるかかなた 体験版感想。

公式サイト。
http://www.sorahane.org/web/harukakanata/

5/30に発売予定のSORAHANEの新作「はるかかなた」の体験版をプレイしましたので感想でも。
途中までVer1でプレイしていたのですが、Ver2を発見してからそちらで最初からやり直したので、システム回りの感想はVer2準拠となります。

・絵。

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キャラクターの立ち絵については、かなりはっきりを線が出る塗りになっております。現時点で崩れているような部分は見当たりません。

背景は西洋風に整備された街の雰囲気が出ており、遠近感がしっかり感じられる構図で美しく、素晴らしいクオリティ。背景が過剰な品質であるためか、相対的にキャラクターが浮いてしまっているように感じなくもないですが、そういう違和感は歓迎したいところですね。

・システム。

configにて設定できる内容については一通り揃っています。UIについてもシンプルで作品の雰囲気を崩さないように配慮されており良い配慮かと。
しかし、skip速度が非常に遅いのを筆頭に総じて挙動が鈍いです。それなりにスクリプトが組まれているのも影響しているのでしょうが、それを加味しても重い・・・ストレスを感じてしまうレベルには。要改善ですね。

演出面が足らない作品は多く見かけますが、演出は高水準なのに基幹システムがお粗末というのは珍しいような。


・シナリオ。

大筋としては、近親相姦と家族愛に関するシリアス系のお話、になりそうです。
そういう最も近しい者との恋愛を描ききる作品は往々にして高い評価を受けることが多く、この作品にもそういった期待が持てるところではあるのですが・・・端的に言ってしまうとなかなか苦しい印象を受けました。

まず、主人公がクール系とでも言えばいいのでしょうか、全体的に醒めた思考をするタイプの人間なので、感動にせよ驚きにせよ非常に伝わりにくく淡々と話が展開していってしまうのは、この作品の魅力を大きく減じてしまっているように感じられました。、母親の話なんかはもっと食らいつくように聞くべき話だと思うんですけどねぇ。

ヒロインについては単に言ってしまうと「地味」で「薄い」です。心音は騒がしい部分があるものの、いかんせん一人では賑やかにするのも限界があり、シリアスに入る前の日常シーンも重さを感じてしまう部分がちらほらと。
最近プレイした作品群(イノセントガール、Clover Day's、ALIA's CARNIVAL!、大図書館の羊飼い等)と較べてもかなり薄味で物足らないかなぁと思ってしまうところですね。良い子、ではあるのですが、もうちょっとリスクをとって人間味ある感情を発露させてあげてくださいと思う。特にはるかは銀髪・不思議ちゃん・北見六花さん搭載ということで、どうしてもヘキルと競合してしまうのが個人的には痛いです。

なお、個人的に一番の見所は結衣がお赤飯な事態になったところでしょうか。エロゲヒロインで物語内で初潮を迎えたというのは初めて見た気がします。というか生理すら描写されることが稀ですしね。・・・ええ、初潮があろうがなかろうがエロゲの登場人物は18歳以上です。18歳以上なのです。


とりあえず現時点では様子見ですね。製品版の評判が高いようでしたら後追いで購入するかもしれません。しかし5月は激戦区であるので、余程でないと厳しそう。
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アストラエアの白き永遠 体験版感想。

公式サイト。
http://www.favo-soft.jp/soft/product/WhiteEternity/index.html

6/27に発売予定のFAVORITEの新作「アストラエアの白き永遠」の体験版をプレイしましたので感想でも。


・絵。

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キャラクターについては淡い色使いとややのっぺりとした塗りで、影を意識させないなぁというのが第一印象ですね。
メイン原画とサブ原画で4人と原画さんは多めですが、塗りが強くて公式HPで見たものよりも差は感じませんでした。

対して背景はかなり影が濃く、重めの色使い。光の配置もあり、キャラクターもあわせるとかなり独特の雰囲気です。シナリオ上に散見される「優しい雪」という言葉が厳かに包み込む雰囲気として伝わる、良い按配なのではないでしょうか。
また、延々と降り続ける雪の演出も世界観を感じさせてくれて良いですね。場面の雰囲気を表すツールとして古くからBGMは使われておりましたが、そこにCG等に頼らない視覚的な表現を追加してきたのは大変に素晴らしいです。
・・・その反動として、空の印象ばかりが強く残ってしまうのはご愛嬌ですかね。


・システム。

configは充実しております。困ることは少ないでしょう。一風変わった設定項目としては、メッセージウインドウの色がRGB別に設定できるというところでしょうか。・・・そこに拘るような人が居るのかどうかは謎ですが。

何より残念なのは1024×640という解像度。16:9のディスプレイが普及して久しいのだし、近年主流の1280×720にしてもらいたいところ。少なくとも我が家のWQHD環境ではかなり画像が粗いです。

その他システムについては、

・スクリプトは組まれていないようで、立ち絵は動かず
・バックログからのジャンプ不可なのは残念
・ショートカットキーを使わず、一発でconfigにいけない
・各種アイコンは隠れるように設定が出来るため邪魔にならない
・skip速度はほどほど。
・「前の選択肢に戻る」は搭載


・シナリオ。

キャラ萌え要素はかなり少なく、設定と伏線を楽しむタイプの作品のようです。キャラクターが可愛らしいからという動機でのプレイはオススメできません。ヒロインしているのは落葉とりんねくらいです。
伏線等については、主人公たちの持つ特殊能力、護衛の指示の目的、ヴァルハラ研究所、雪々の存在etc...体験版として収録されているプロローグだけでも盛りだくさんで十二分に楽しめるでしょう。

登場キャラクターは多めではありますが、同級生・後輩・園児・仲間などと所属するグループが別々であるため、登場する場面が分離されていて制御が効いており、読みやすく仕上がっています。加えて兄弟姉妹の関係でそれぞれ結ばれているため、交友関係は違えど一体感があるのも良いですね。
あと、端々に登場する表現が美しいのもポジティブです。テキストの質、大事です。

ただし、各場面の描写はかなり薄めでかなり駆け足でストーリーが進んでいくように感じられてしまう点、園児の賢さが度を越えているように見受けられてしまう点はややマイナス。園児たちは小学校高学年くらいの知能はあるんじゃないかなと思う場面がちらほらと。
あと体験版の終盤で、椎名が暴走してしまっていることが発覚した後でも漫才じみたやりとりをしていたのも、ギャグとシリアスの切り分けがしっかり出来ていないという点で不安要素ですかね。


粗を感じてしまう部分が無いわけではないですが、それを差し引いても面白そうだと思わせてくれるだけのパワーある体験版であったと思います。あとは延期せずに6月末に発売されることを祈るばかりです。
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さっし。

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魔女こいにっきの予約が始まってからかなり経過しており、大変今更ではありますが予約特典の魔女こいさっしを入手したので適当に感想と情報を書いてみる。


魔女こいさっし
http://qoo.amuse-c.jp/01_mazyokoi/special/sassi.html

・雑誌などは買っていないためそちらとの比較は出来ませんが、公式HPのギャラリー及びOPムービー、体験版に登場していないCGは3枚収録。サブキャラクターは男及び三人娘以外は立ち絵の足元まで記載あり。足元は結構貴重ですよね。
・書き下ろしSSは本編キャラクターとおぼしき人物は登場せず。ゲーム本編をやったらニヤニヤできるのかな?と予想できるような要素はあり。
・冊子内では、OPムービー冒頭の「あなたを好きになりました」「日記を買いました」の後に「物語がはじまりました」以外の文章が接続されています。ネタバレ要素?

送料込300円で送ってきてくれるような冊子ですので情報量は少なめです。しかし、フルカラー24pというボリュームだけでも十分立派でしょう。シナリオについては公開する情報についてしっかり統制がとられている印象で、発売日が待ち遠しく感じられる内容であったと思います。


・・・小冊子について、ネタバレなしで語ろうとしても書くことがないですね。
「はつゆきさくら」は未プレイですので主力ライターであるらしい(?)新島夕氏の良さというのは知らないのですが、体験版の面白さで徐々に期待感が加速しつつあります。楽しみです。
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魔女こいにっき 体験版2感想。

公式サイト。
http://qoo.amuse-c.jp/01_mazyokoi/index.html

先週にQoo brandの新作「魔女こいにっき」の体験版2が公開されたので、これに対する感想を簡単に。
なお、体験版1の感想は下記のアドレスからどうぞ。

魔女こいにっき 体験版感想。
http://nachtzeit.blog96.fc2.com/blog-entry-1905.html



・絵。

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まあなんだ、零ちゃんかわいい。

チョロインさんが大変輝いて見えるあたり、萌えゲーに毒されすぎな気がしなくもありませんが、可愛いものは可愛いんだ仕方がないね。対して、絵としては全く出てこないありすさんは評価のしようがないですね・・・狗神煌さんなので何の心配もしておりませんけれども。


・シナリオ。

こちらはたくみ視点で話が進行していきます。

森の中で倒れていたたくみが時計坂姉妹に助けられて、学園に転入して、女の子を追い掛け回して、魔女こいにっきを見つけて・・・という流れがかなりのハイペースで進行していきます。2時間くらいで読み終える程度でしょうか。
キャラクターとしては、ありすはほぼ登場せず(ドラゴンバーガーで対応した店員は彼女か?)、時計坂姉妹は可愛らしさを、聖はキワモノさを、崑崙はキーキャラクターとしての立場を力強くアピールし、美衣は相変わらず薄味な印象でした。一貫性があるといえばそのとおりですが、新しいアピールにはなってないかなぁと。とにかくシナリオで魅せるタイプの作品だということを強く主張している体験版だったと思います。

さて、そんなシナリオについてですが、現状で出てきている設定の類は以下のとおり。

・主人公は物語の王「ジャバウォック」。とある試練を乗り越えることが出来ず、記憶を失ったのが今の状態である。長い時間を幻として生きた存在、らしい。生きた痕跡が悉くなくなる。
・魔女こいにっきはジャバウォックが執筆したもの。
・栗原進はジャバウォックの側近。シナリオ開始時点での魔女こいにっき所有者。王の現状を憂い、たくみと魔女こいにっきを邂逅させる。
・崑崙はジャバウォックの旅の同行人であった様子。
・たくみはありす・恵子・弥生の三人を見て「不思議な組み合わせ」と発言。零はいろいろと事情があると返答していたため、一見してわかるor魔術的に不思議な部分がある様子。
・ガスマスクな聖さんは魔女こいにっきを悪魔の書(=竜の書)と認識している。
・竜=物語。人が描く憧憬の姿。


まあ、あれです。わけがわからんです。

これを綺麗にまとめてくれば今年度最高の名作になる可能性があります。しかし、キャラクターの可愛さで尺を稼ぐようなリスクヘッジを殆どしていないため外れると酷い評価にもなりかねないという、評価の幅が大きくなりそうな印象ですね。
素晴らしい作品になることを期待したいところですが、はたして。
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