煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

夏の始まりを終えて。

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昨日はSHOT MUSIC 1st SUPER FESに参加してきました。

普段ならイベント感想については、音響が、演出が、観客がと分類して感想を垂れ流すのが常なのですが、そういうのが野暮ったくなるくらいに楽しかった!と一言で纏めたくなる文句なしに素晴らしいイベントでした。エロゲ、美少女ゲーム業界で「こういうことができるんだ!」という金字塔となるイベントだったのではないのでしょうか。
関係者各位はおつかれさまでした。参加できてよかった、本当に楽しかったです。


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とりあえず買ってきたSHOT FES TWINSを聴きこんでます。余韻に浸れるのはもちろん、また新しい驚きを感じられるのが大変に素晴らしいです。
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春風センセーション! 体験版感想。

公式サイト。
http://windmill.suki.jp/product/harukaze/top.html

8/29に発売予定のういんどみるOasisの新作「春風センセーション!」の体験版をプレイしましたので感想でも。


・絵。

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おなじみのこ~ちゃ氏に加えて、藤原々々氏も原画陣に参加。
過去、こ~ちゃ氏の単独原画が多く、他の原画さんを入れてもキャラクターデザインを似せて違和感を少なくする方向性の作品ばかりでしたが、今回はそれぞれの原画の持ち味を最大限活かす方を優先したNavel的なスタイルになっています。
両者共に描かれるキャラクターは大変可愛く、個人的には文句なしです。特に藤原々々氏はしろベル以来なので久しぶりに見れて大変嬉しいところ。

SD絵は変わらず成瀬未亜さん。絵そのものの評価とは外れますが、小鉄の中の人が書いていると考えると変な気持ちに(いい加減慣れろ


・システム。

今回はE-moteは搭載されず。また、立ち絵の動きそのものも過去作品と比べるとやや控えめで落ち着いた印象を受けます。それでも他メーカーさんと比較するとかなり動いているほうなので、バランスをとりに行ったという印象ですね。

config設定は不足なし、ただしウインドウサイズは変更不可、skip速度はやや遅め。skip速度については選択肢間で前後にジャンプできるので、困ることは無いでしょう。バックログからのジャンプ機能はつけてもらいたかったところですかね。

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通常音声のみならず、システム音声も個々にONOFFが設定できるのは珍しいです。特定の二人のみをシステムボイスに設定したい!というニーズに応えてくれます。まあ、そんな衝動に駆られる場面がどれだけあるのかは謎ですが。


・シナリオ。

テキストボックスに2行しか表示されない点を筆頭に「シリアスには期待すんな」という主張を感じさせられる内容でした。一応、魔界精霊界人間界があり魔力精霊力があり家柄がありと話を膨らませられるスペースはあるのですが、如何せん主人公とヒロインたちの狭い人間関係だけで世界が完結しており、話を広げるのは難しそうです。

キャラクターの配置は、ハルカは天然ボケ、伊織は予測不能なボケをかまし、彩女は意図的にボケにボケを重ねていくタイプで、五十鈴のみ徹頭徹尾ツッコミ。これだけ偏ると五十鈴が一歩抜きん出ている印象を受けました。こんちきしょーかわいい。
ボケ役が多い恩恵か日常会話は漫才っぽく進んでいき、ストレス無く楽しく読むことが出来ました。絵と声を楽しみながら味わうに相応しいテキストだったのではないかと思います。下手なシリアスを入れて雰囲気崩壊というリスクはありつつも、これは期待したい作品ですね。
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はじめての・・・。

はじめてのけっこん!〜はちじかい!〜 2nd year anniversary
http://tweetvite.com/event/hajikon8

はじめてのけっこん、略してはじこんと呼ばれるアニクラ(エロゲDJイベント)に参加してきました。はじこんは2度目の参加となります。

んで、端的に感想を述べますと「今回はすごかった」、これに尽きます。エロゲに対する知識量、イベント慣れしておりかつ体力がある方々が集まったせいか、抱き枕乱舞、上半身全裸、秀逸なコールなど、凄まじかったですね。
明日に超大型エロゲDJイベントSHOTフェスが控えており、運営側に属する方々から「はじこんは前夜祭だ」と広報されていたことが錚々たる面子を集めた要因だったのかもしれません。

個人的にはMUZIK SERVANTさんのリミックス連打を聴けたのが大変良かったです。ここまではっちゃけたイベントに参加したのは初めてでしたし、参加できて本当によかったです。

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逆さ吊りになっているドール。なんだこれ。

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Splash!連打により頭を抱える上半身裸の猛者たち。こわいこわい。



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単に客として参加するだけの立場ではありますが、SHOTフェスの成功を祈ってカツカレーを食べてみました。カラオケ3時間+アニクラ6時間で消耗した身体には染み渡る食事でした。あしたもがんばる。
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恋がさくころ桜どき 感想&批評。

公式サイト。
http://www.clearrave.co.jp/product/sakusaku/


ぱれっとの新作、「恋がさくころ桜どき」をプレイしましたので感想でも。

「ましろ色シンフォニー」以来、ひさしぶりのぱれっと作品のプレイとなりました。購入動機は和泉つばす氏の絵、です。

ティナはルートロックがかかっており強制的に最後になりますが、推奨攻略順は特にありません。強いていうなら死神要素が濃い杏をティナの前に持ってくるとスムーズかと思います。



※以下、ネタバレを含みます。


・音楽。9点。

BGMは33曲、Vocal曲は4曲。恋風ひらりはティナ以外の4人分種類が用意されておりますので、実質Vocal曲は7曲でしょうか。量的には文句なしに十分です。

BGMはピアノ旋律が多く「綺麗」という単語がぴったり当てはまります。サウンドトラックが発売されたら欲しいなと思える内容です。なお、一番耳に残ったのは「「思い出のコンサートホール」、あと定番ではありますがOP曲「恋さくミライ」のPiano Ver.ですね。この感想を書き上げるまでの数時間、ずっと聴いてられました。そのくらいには良いです。


・絵。7点。

CG70枚、SDは31枚。

CG枚数についてはかなり不満を感じます。フルプライスでも80枚は確保してくる作品が多い中、ちと少なすぎますね。プレイ中に「ここにはCG欲しかったなぁ」と思ってしまう場面は結構ありましたし。
トイレネタがそれなりにあったにも関わらず、エロのほうでは2キャラもおしっこ描写があったにも関わらず、なのにトイレのCGないないのは何故なんや…!?

一方、質についてはCG・SD・立ち絵揃って文句なしの高水準です。
淡い色で統一されており、夜間でも完全な暗部を作らない配色、幻想的な雰囲気(謎の光を浮かべるな!なんて意見もありましょうが、私はこういうのは好きです)等、塗りは素晴らしいです。
CGについても、キャラクターの後ろ側から、横顔を、などなど様々な構図がありますが、どれも一切崩れていないのは素晴らしい。手元にましろ色シンフォニーがないので比較は出来ませんが、以前より構図の幅が広がった気がしますね。あと、場面によって髪型が変わるというのも大変いいです。これ大事。
SD絵は単刀直入にいいましてカワイイです。立ち絵では用意されていない表情を表現できるというのは大きいです。いかに質が良いとはいえ、これがなければかなり寂しいことになっていたでしょう。


・システム。6点。

Config設定項目は十分。スクリプトが組まれていることもあり、skip速度はやや遅め。
ウインドウサイズは変更可能です。ただし、ウインドウサイズを大きくすると極端に動作が重くなり、skip速度が文章をギリギリ読めてしまうレベルまで落ちてしまうので、もっと軽いシステムのほうがありがたいかなぁと思ったり。
細かいことですが、音楽鑑賞モードで設定した楽曲をCG観賞などでも継続して聴けるようにしてもらえたらありがたかったりします。立ち絵鑑賞もあるだけ良いのですが使いにくいなぁ正直なところ。

あと、特筆するべきポイントとしてシステムボイスが挙げられます。妙によく出来ていて笑ってしまいました。全員分試して聴いてみたのは初めてです。


・演出。9点。

スクリプトが組まれており、また机やドアなどを用いてキャラクターの動きが表現されており、演出の質はかなり高め。派手には動きませんが、個人的にはこのくらいがちょうど良いです。
CGではキャラクターがまばたきをするようになるのもGOOD。


・声。9点。

初めて見る名前の方が多いですが、危ういところなどは一切なく、不満を感じることはありませんでした。


・シナリオ。5点。

共通ルート及び個別ルート前半までは、気配りが出来て相手を優先できるという王子様属性の主人公が恋を求め、恋をしていくお話でした。
後半は死神要素などを織り込みながら、二人で困難に立ち向かっていくシナリオになっております。なお、どのヒロインも一度離別してから元に戻るというのが特徴でしょうか。

殆どの萌え系エロゲと同様、主人公は男性であり複数いるヒロインの中から一人を選択していくという構図は相変わらずですが、この作品の主人公は非常に恋愛には消極的です。「恋をしよう!」と覚悟を決めちゃったりしているあたりでお察しくださいということですね。
主人公が肉食系ではないため、ヒロイン側からのアプローチが相対的に大きな割合を占め、他の萌えゲーとはかなり違った雰囲気で恋愛が進行していきます。ルートごとに完成度とバランスの差はあれど、この双方の意識の歩み寄りはこの作品が掲げている「恋」を存分に魅せてくれる良い按配であったように思います。

後半のシリアスパートについては、シナリオ構造や伏線の練りこみ不足、テキストの分量不足で全体的に崩壊気味です。どうしてそのキャラクターはそういう思想や行動に至ったのかの説明が足りていない印象を受けました。
しかし、前半は主人公がヒロインに接しに行くというスタンスではなく双方向のコミュニケーションありきでしたし、後半は些細なことで喧嘩になったりキャラクターの行動がちぐはぐである点など、萌えゲーなりに「等身大のキャラクター」を描こうとしたのかな?とも思いました。
ただしそういう好意的な解釈をもってしても、ユーザーの大多数がこの作品に求めているであろう「居心地の良い空間」を捨ててまで描くべきものだったか、そして描ききれていたのかというとそんなこともなく、中途半端な印象を強く抱かせてしまったのはこの作品の最も残念なところではありますね。

挑戦そのものは評価しますが、プロットなんて最初に描いておかないといけないものですし、そこで無理が生じていたのなら大人しく甘いだけのシナリオにしておいても良かったのではと思います。

以下、各ルートについて簡単に。


・杏ルート。

半分死神である杏は、恋を自覚してから死神である自分が人と結ばれていいのかと葛藤し、そこを踏み込んでいって告白する主人公がいて、そしてもう一人の自分との関係を整理して終了と、死神要素を中心によくまとまっており、この作品では完成度が最も高いシナリオでした。
ただまあ、エレオノーラの恋心については唐突な印象が強い上、杏とエレオノーラが本当の意味で和解する感動のラストも瞬間最大風速はそこまででもなく、あくまで優等生的なイメージの枠内で収まってしまった印象ですね。


・美桜ルート。

恐怖症で男性に触れられない美桜さん、エロいことをしている間は大丈夫になります!で私は大変に笑いました。男性恐怖症からエロゲの目的地までの距離は相当に険しく、これをどう攻略するのかと思っていたら裏道というかバグがありましたか。いかんでしょ。
終盤の唐突に美桜が怒りだしてしまうあたりも理解に苦しむ部分でした。実際、些細なすれ違いはあるものですがそれにしたってヒステリー過ぎるでしょうこれ。
設定が上滑りし、何をウリにしているのかまるでわからないルートでした。


・夕莉ルート。

ずっと女子校におり男性との接触はほぼ皆無だった、控えめな性格、美人等々、詰め込めるだけ属性を積載してきた破壊力抜群なヒロインでした。万人受けしやすいこれぞヒロイン!という子でしたね。かわいい。
恋を自覚し、告白に至るまでの過程の描写については大変に素晴らしく、この作品内に留まらずエロゲの「恋愛描写」というカテゴリーにおいてここ数年で屈指の出来だったように思います。
対して後半、死神要素が絡んでくると頭を抱えたくなるような酷いクオリティでした。夕莉さんが別れようと言ってきたときの理由は全く共感できない内容でしたし、表面上別れました!と言っていても結局関係は殆ど変わらず、1週間後に復縁とかついていけないですよ。姉妹愛についても、なんだかなぁと思うところです。

他作品のタイトルを挙げさせていただくと、夕莉と花子の姉妹愛にせよ、杏の和解にしても、それぞれ「Clover Day's」のヘキル&ヒカルルート、杏鈴ルートに劣ってしまうんだよな、というのが正直なところ。


・こなみルート。

こちらは主人公が攻略される側になるルートでした。しかし攻略手法が肉体関係を迫るというものであり、朝起きたら妹にフェラチオされてました→妹相手に興奮できた、近親相姦バッチコイ→付き合う、というのは恋を描く物語としてどうなんでしょうかねぇ。
後半は母親に認められずに二人は3年間離れて過ごす、しかし3年後も好き合っていたからオッケーというのは、ね、近親相姦でっせお母さんよ。社会的にそれは認められないというなら、3年経っても駄目でしょうそれは。これはエンディングの迎え方に問題があるというだけでなく、悲恋っぽい居心地の悪さがあるにも関わらず、悲恋で終わらないという違和感のあり方が問題だと思うのです。だったら最初からユーザーにとって楽しい作品にしてくださいよと思わずにはいられない。


・ティナルート。

ティナさん幼女可愛い。ただしシナリオは崩壊気味というか崩落してます。
突然殴り合いを始めてしまう主人公、死人の記憶を保持するために自分を犠牲にしようとするティナ、なんの理由も無く唐突に復活するティナさんなど、もう何が何やら。


・総評。

佳作。

シナリオの質の不安定さが完全に足を引っ張ってます。とりあえずだ、死神設定は要らなかったんじゃないですかねぇ…と思ってしまいますね。
悪い部分はそれなりにあれど、絵にせよ音楽にせよ夕莉ルート前半にせよ、高く評価するべきポイントも多い作品ではありますので、お時間があればプレイしてみてもいいかも、ですね。
ある意味、非常に「女性的」だと感じる部分が多い作品であるため、女性がプレイしたらどういう感想を抱くのか聞いてみたいところです。
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