煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

適当にまとめて投下。

エロゲ体験版をいくつかやったのですが、個別に感想を書くのも面倒だなぁということで簡単にまとめてみた。


・春風センセーション!E-mote体験版

http://windmill.suki.jp/product/harukaze/top.html

エロシーン体験版です。
E-mote技術がふんだんに使われており、ヒロインが自然に反応していたり、呼吸を感じられたりと、かなりの上出来です。エロシーンにアニメを導入する作品はそれなりにありますが、それらは射精時以外は殆ど反復運動だけですしすごいものだなと。これを作るのにどれだけ苦労したんだろうか。
ただ、身体が滑らかに動くようになった反動か髪の毛がゴムで出来ているように見えてしまう点がちょっと残念かな。このあたりはまた技術の進歩に期待したいところ。あと、E-moteというより作画の問題なのですが、ガムテープの芯くらいに太い男性器が出てきたのはワロタw ふえぇ、そんな太いの入れたら壊れちゃうよぅ・・・。

こういう技術進歩は評価したい。のですが、まあ、ういんどみるがエロという舞台で戦えるかというとどうでしょうね・・・はぴねす!以後は間違いなく、可愛い・萌えのブランドだと思うのですが。


・箱庭ロジック

http://www.cabbit.jp/logic/index.html

主人公とヒロインたちが協力して失踪事件、そして舞台(箱庭)の謎を解き明かしていくシナリオ、なんでしょうかね。探偵・推理モノとして楽しめるようになりそうな伏線をばら撒いているのですが、しかし体験版部分では伏線を「淡々と置いているだけ」であり、面白い!と思えるようにはならず。コメディ部分のノリの悪さが壊滅的ですし、痕跡を調べているだけでは緊迫感もなにも感じませんし。いや、それこそ探偵モノとして正しい地道な調査といえばそうなんですけれど。
そんな中、SM妄想で一人でお祭り状態になってる瑚子さんは輝いているというか浮いているというか。彼女には頑張ってもらいたい。

それにしても、フローチャート、イベントを進めるためにキーを解除しなければならないとか「運命線上のφ」とシステムが被っていてなんとも珍しい。


・どうして、そんなに黒い髪が好きなの?

http://xn--bckg7a2byiudrd2e.jp/top.html

タイトルを見て、勢いに身を任せるタイプの馬鹿ゲーかと思いきや、意外としっかり萌えゲーしていて驚きました。というか、BGMとシナリオのテンションに差がありすぎて読んでいてすっごく楽しいんですがこれ。主人公も黒髪好きのド変態としてキャラが立ってますし、ストレスなく楽しめる作品になりそうです。


とりあえず10月は「月に寄りそう乙女の作法2」が12月にとびましたし、これは選択候補に挙げてもいいかもしれない。
しかし購入特典がしょっぱいので中古狙いがいいか、でも、あまり数が出回りそうにないですし早めに新品で確保してしまうか。どうしましょうかね。
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意外とダメージが大きかったんだなぁと思い知る。

10/13に開催されたfripSide札幌公演について雑に感想を書いてみる。
北海道旅行の主目的はこのイベントではあったのですが、しかしその2週間前に開催された大阪公演にてエロゲ枠壊滅という状況を目の当たりにしたために、エロゲソングナイトへの参加や観光にも重点を置いて、そこまで期待せずに望んだイベントでございました。

さて、そんな札幌公演でしたが、


【追記あり】音楽ユニット『fripSide』札幌公演終了後の会場にサイリウムが大量に捨てられる → 会場スタッフが「もうfripSideに会場を貸さない!」とブチギレ
http://blog.esuteru.com/archives/7890854.html


端的に約すと、サイリウムが大量(100本以上?)捨てられており、そんな状況に会場側が怒って「fripSideには以後会場を貸さない!」と一般参加者と叫んだということですね。

どこに捨てられていたのかはっきりとはわかりません。分別されずにゴミ箱に放り込まれていたのか、道端に不法投棄されていたのか、終演後の会場内に放置されていたのか謎です。まあ、どれであれマナーが悪いですね、という話ではあります。
しかしまあ、一般参加者に対してアーティストを出禁にするとか叫んでしまう会場側も大問題であり、また極めて感情的な言葉を発信してしまうアーティスト側にも頭を抱えざるを得ないところがありなんだかなぁと。ゴミの勝手な放棄は擁護の余地がない悪行ではありますが、会場側もアーティスト側もこれがビジネスであるという自覚が足らないのはいただけなかったですね。


上記案件から離れても、

・会場が大変暑苦しい。開演前から暑く、窒息空間であったこと。
・公演終了後、道に沿って駐車場に出たら直後に「出待ちは禁止だから散れ」とスタッフに怒鳴られたこと。意味不明。
・演奏のミスが多すぎること。infinite synthesisの最初の一音のタイミングがずれまくったのを筆頭に、その他音が外れていた場所が多数。
・会場の都合か演奏する人数が減っており、大阪と比べて音の数が少ない。川崎氏ドコー?

などなど非常に不満の残るイベントでした。そもそも自分が聴きたい曲がないセットリストであり大して期待していなかったにもかかわらず、そんな低い期待値を余裕で下回ってくるとはどういうことなのか。
ちなみに、観客についてはマナーが悪いという事案があったものの、コールなどはかなり控えめでゆっくり聞くには適した環境でした。というか大阪はいくらなんでもうるさすぎましたね。


こんなに低まるというか、怒りと失望が沸くのは昨年のALcotライブ以来ですね。反動か、あれから10日経過した今でもfripSide2期の楽曲を聴く気になれません。
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デーモンバスターズ ~えっちなえっちなデーモン退治~ 体験版感想。

公式サイト。
http://www.moon-stone.jp/product/ms19/

10/31に発売予定のMOONSTONE Cherryの新作「デーモンバスターズ ~えっちなえっちなデーモン退治~」の体験版をプレイしましたので感想でも。

MOONSTONE Cherryの過去作品は「妹ぱらだいす!」 及び「妹ぱらだいす! 2」をプレイ済みです。(全ルートはやってないですが・・・)


・絵。

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伊東ライフ氏の原画ですねヒャッホウ!

・・・というだけで終わるのもなんなので適当に。過去作品でもそれなりにヒロインのおっぱいが大きいメーカーさんでしたが、今回はかなり増量してきた印象を受けます。私的にはちょっと大きすぎるかなと思うところ。小さい胸が好きというわけでもないのですが、4人中3人が巨乳クラスですからね。これも世の流れか。
デーモンバスターズの制服は作中でも露出狂?と疑われているレベルで、「脱がせる」という領域が殆どなく、個人的には物足らなさを感じてしまうのが正直なところです。いや、裸を拝めるのもいいものだと思うんですけどね。


・システム。

db03.jpg

configは一通り揃っており、不満などはありません。射精までのカウンター表示、選択肢固定など、Hシーンを快適にする拘りがあって良いですね。
skipはそれなりの速度があり使いやすいです。ただしバックログはかなり見難いのは改良してもらいたいところ。・・・まあ、バックログを使うほどのシナリオかと問われると(ry


・シナリオ。

プロローグ部分については、必要最低限のヒロインとの出会いや関係性を提示して、デーモンバスターとはなんたるやというのを説明して終えます。愛さんが下ネタとばしまくりで存在感がありますが、その他は特筆するようなことはなく。作品の雰囲気を知るということを主目的にするならプロローグをプレイする必要がありますが、公式サイトのキャラクター紹介欄を読んだほうが的確に情報を取得できるでしょう。

エロシーンについては、相変わらず「抜かせよう!」という製作者側の熱い想いを受け取れる内容となっております。1シーンで2連射は当たり前、隠語アリ、アニメも用意されており、と相変わらず至れり尽くせりです。そこにあざとさを感じてしまうと負けですし、頭を空っぽにして楽しむべきですね。
とりあえず、この主目的については十分にその存在意義を全うしてくれそうです。期待。
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お兄ちゃん、右手の使用を禁止します! 感想&批評。

公式サイト。
http://glace.me/galette/products/right/


Galetteの新作、「お兄ちゃん、右手の使用を禁止します!」をプレイしましたので感想でも。

※以下、ネタバレを含みます。


・音楽。7点。

BGMは15曲、Vocal曲は6曲。BGM曲数は最低限に近い数ですが、Vocal曲は各ルートごとに用意されており豪華です。

Vocal曲については、やはりというかOPである「お兄ちゃん、右手の使用を禁止します!」が特に耳に残るところですね。あと、個人的に気に入ったのはハーレムEDの「Fatefully」。全ルートを終えたという感慨にちょうど刺さる良い曲だと思いました。
BGMについては重すぎて場面に合ってないものがちらほらと。「farewell」なんかは他のゲームに採用したほうがいいのではと思うところ。


・絵。9点。

CG80枚、SDは本編中では存在せず、鑑賞とOPムービーのみの採用。
CG枚数そのものは平均的な量ですが、立ち絵が充実しているのとシナリオがやや短いことにより不足は感じませんでした。立ち絵については単純な分量というよりも、それぞれ妹ごとにそのキャラクターの特徴となる仕草を立ち絵で表現したというのが満足度を高めるのに寄与しております。それもまた奇を衒わずに可愛らしいのが素晴らしいです。

CGの質についてはかなり高いレベルで安定してます。構図、服装、髪型の種類が多い中、この安定感は立派。複数原画ということで担当キャラクターごとの差を感じなくもありませんが、すぐに慣れるでしょう。

極めて個人的な感想にはなるのですが、ゆきの遊園地でのフェラCGは衝撃が走る可愛さでした。これが天使かと。CG1枚でこんなに衝撃を受けたのは久しぶりで、これ1枚だけでもこのゲームに出会えてよかったと感じましたね。


・システム。6点。

Config設定項目は必要十分で、ウインドウサイズは変更可能です。バックログからのジャンプ機能が搭載されているのはGOOD。skip速度は演出を加味してもかなり遅いのは少し残念で、ロード直後からバックログが使えない点もネガティブ。

ムービー鑑賞等について、関係者のTwitterなどから取得しないといけないというシステムは面白い試みだと思います。まあ、本気で全部集めようと思うと面倒ですが、あくまで遊び要素ですしね。


・演出。8点。

派手に立ち絵が動くわけではありませんが、ヒロインが慌てたり喜んだりというのをしっかり表現できており、必要十分。


・声。9点。

ヒロインの声については違和感なく、素直に「ああ可愛いなぁ」と言える水準であったと思います。似たようなタイプの作品でみかけたことのある声優さんが殆どであるあたり、良くいえば鉄板構成、悪くいえばマンネリ?ですかね。


・シナリオ。6点。

妹たるヒロイン4人はそれぞれ強い個性をもっており、全員非常に可愛らしく描かれております。かえでの嬉ションとかよくもまあそんな設定が思いつくものだなぁと感心しますね。このヒロインたちの魅力がこの作品をプレイしたいと感じさせてくれる原動力であり、またそれに応えているシナリオであるのは高く評価したいところです。ピロトークを大量に用意したのもキャラクターの可愛さを発露させる要素として存分に威力を発揮しておりました。

エロはノーマル路線です。かえで以外はアナルあり、全員露出ありではありますが、その他は大人しめですね。エロについては嗜好が十人十色であるため良いリスクヘッジであると思うのですが、しかしタイトルの「右手の使用を禁止します」から想定される自慰の手伝いについてはかなり迫力不足であり、看板倒れだったかなぁと思うところです。
例えば、ゆきはエロゲをプレイしながら自慰手伝いというシーンがあるのですが、しかしその前にアナルセックスを済ませてしまっており、今更手淫かよと思ってしまうのですね。これは共通ルートが極少かつ、個別ルートに入って早々に本番を済ませてしまう構成に問題があるのかなぁと。近親相姦といってもそんなことを悩むシナリオではないのですし、むしろエロの順序に気を払ってもらいたかったですね。

あと一点、シナリオの分量が少ないのが難点だったりします。ピロトークがあるのは良いのですが、しかし中盤以降はエロ→ピロトーク→エロ→ピロトーク→……と、エロとピロトーク以外が殆ど存在しないのはかなり苦しいところ。兄妹5人で遊園地に遊びにいくシーンがありますが、そういう外部との接触の要素をもうちょっと強化してもらえると、より完成度が高くなりそうです。


・総評。

良作。

お手軽萌えエロ作品として優秀です。
ロリ系ではあるのですが、「ものべの」や「しゅきしゅきだいしゅき!!」と比較するとヒロインの年齢層は高めであり、差別化も十分です。幼児をお求めでしたら今挙げた作品群が狙い目になりますが、少女と呼べる年代が好みならばこの作品を薦めたいですね。

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南十字星恋歌 Southern Cross Love Song 感想&批評。

公式サイト。
http://www.studio-ryokucha.com/nankoi/index.html


すたじお緑茶の新作、「南十字星恋歌 Southern Cross Love Song」をプレイしましたので感想でも。

同メーカーの作品は「恋色空模様 after happiness and extra hearts」以来のプレイとなります。以下、恋色空模様との比較要素もありますので、ご注意ください。

香乃梨のみルートロックがかかっており最後に攻略することになります。その他ヒロインはどのような順番で攻略しても大差ありませんが、個人的には、都ルート及び魅月ルート攻略後に咲弥ルート、そしてエリーゼルートという順番が最もスムーズかと思います。


※以下、ネタバレを含みます。


・音楽。7点。

BGMは26曲、Vocal曲は3曲。物量は多いとまでは行きませんが必要十分。
Vocal曲はやはりGrow in the darknessが一番耳に残りますね。その他の楽曲も決して悪くはないのですけれど。
BGMについては主張強めで、場面を引っ張っていく力がありました。しかし、南十字星恋歌といえばこれだ!といえるほど耳に残ったものは存在せず。


・絵。7点。

CG73枚、SDは24枚。CGの内訳は香乃梨が14枚、エリーゼ、魅月、都が15枚、咲弥が13枚、双子が1枚。なおHCGは一人当たり8枚で、日常CGが残り枚数となります。
最近はCGが70枚台の作品が他にも散見されるので、この作品のCG枚数が特段少ないというわけではありませんが、しかし実数を見てもプレイ中のことを思い返しても少ないなぁという印象は受けますね。3桁に準ずる枚数――とまでいかなくとも、80枚台には欲しいなぁというのが正直なところ。

質についてはCG・SD・立ち絵揃って十分以上。
CGは崩れているようなものは見当たらず、またスクロールを導入して縦長構図にしヒロインの全身まで描いているCGが多数あって素晴らしいです。細かいことですが、場面に応じて髪形をちゃんと変えているのもGOOD。
立ち絵は挙動が大きめに描かれており飽きにくいようになっておりました。SD絵は立ち絵では表現しきれない隙間を巧く埋められていましたね。特にコミカルな場面においては素晴らしい働きであったと思います。


・システム。8点。

Config設定項目は十分。ウインドウサイズは変更可能。今回はスクリプトが派手に組まれていないため、skip速度もそれなりの速度が確保されており実用に耐えます。
バックログからのジャンプ機能が未搭載であること、章立てであるにも関わらずシーンスキップが未搭載であることは残念。特に後者は選択肢の位置の関係で欲しかったところ。

対して、特に評価したいのは観賞に関する各種設定。CG観賞は途切れずCGを捲っていく事が出来ますし、自分の好みの差分から観賞することが可能ということで、CUFFS系列と同レベルの使いやすさですし、一度設定したBGMは音楽鑑賞を止めても、また一度ゲームを終了しても継続されるというのは大変良いです。いやはや、タイトル画面のBGMは賑やかなものが採用される傾向が強く、CGを鑑賞するにあたって煩わしいことも多いので・・・これは他のメーカーさんも見習ってもらいたいところ。
なお、立ち絵鑑賞もかなり自由に遊べるようになっております。ゆずソフト並、といえば判りやすいでしょうか。


・演出。7点。

音声再生中に表情が変わるなどのスクリプトはなくなったものの、キャラクターが椅子に座るなどの演出はしっかり組まれております。派手に動かしすぎるのも目が疲れるところではありますし、私的には演出表現がいいところに落ち着いてくれたなぁと思います。
ただまあ、同じような演出が多かったなぁとも思ったり。これは演出というより素材の量に関する話にはなるのですが。

あと、ムービーを複数用意してもらえるのは大変良いのですが、只でさえ少ないCGを本編で出てくる前に見てしまうのは演出上大問題のような。


・声。8点。

声優さんは未公開ですが、全員ではないにせよある程度は聴いていると判りますよねという布陣ですね。特段、声が合ってないキャラとかはおりませんでしたし、逆に特筆するべき演技、というのもなかったかなというのが正直なところです。
それにしてもアグミオンは最近サブキャラとして声は聴くのにヒロインにはならないという・・・ぐぬぬ。光攻略ルートはまだですか。


・シナリオ。3点。

全体の構成としては8話までは共通前半、9~16話が共通後半、17話以降が個別となっており、それぞれの区分ごとに日常→シリアス→解決という山場が用意されております。共通で二山用意されているということで共通が長めの構成は恋色空模様と同様ですが、しかし恋色と比較すると個別の割合が増えたというところですかね。

まずは日常パートについて。
こちらは最初からヒロインたちから注目されている状態から始まり、共通後半に入るころには好感度がカンストします。日常の中で交流を深めていくというより、ハーレム状態からのドタバタコメディをお楽しみください潔い構成です。ただし、力関係でいえばヒロインのほうが政治的経済的能力的に強くて怖い面子なので、ヒロインを愛でるというよりは愛でられるという色が強いですね。同日発売のヤキモチ川といい、最近はそういう方向性が主流なのでしょうかね。
残念だったのは、日常パートから唐突に暗雲立ち込める陰謀との戦いモードになるため物量がある割にコメディ色を楽しむことが出来なかったこと、主人公が唐突に説法を始めるウザキャラであったこと。双方共に結構致命的な欠陥ではあるのですが、特に後者、出会って間もない相手に対して自分のバイト経験談をひけらかして説法垂れる主人公は共感できないというレベルを超えてもうお前要らないと思わせるほどでした。陰謀が終わって間もない、ヒロインたちが主人公に順応しており煩くならなかったということで上記2点の問題点が抑えられていた9話は楽しかったんですけどねぇ・・・。ああ、香乃梨と都が戦争している場面は概ねずっと面白かったです。そう、ヒロインは可愛いんですよ。ヒロインは。

続いてシリアスパートについて。こちらはほぼ壊滅的と言える出来。
8話のボスはヤクザなので小物でも許されるのですが、その後出てくる学校長、母親、公爵などの敵キャラが軒並み小物・・・というか小物以下の屑ばかりで信念も知能もないため張り合い皆無、ただイライラさせられるだけという。なんであんなキャラクターを作ったのか本当に謎です。まともだったのは担任くらいですかね。
そしてそんな敵キャラたちに匹敵するほど邪魔なキャラクター・主人公が常時場面をかき乱します。周囲が抑えろといくら忠告しても猪突猛進で周囲に迷惑を撒き散らすため、そりゃまあユーザーは白けるほかないわけで。シナリオ内にて友人キャラから「あいつは頭に血が上ると何をしでかすか判らないから抑えろ」とまで言われており、好まれるわけがないのにそれで描ききってしまったのは何故なのでしょう。バイトは20以上こなしたとありますが、長続きしなかっただけなんじゃこれ。接客業とか絶対無理そうですし。確かにキャラクターの一貫性という点では筋が通っておりますが、そこは「成長」を見せてもらいたかったところ、ですね。
さて、そんな読んでいて疲れるようなシナリオの先には感動が待っているかといえばそんなこともなく。終盤はもれなく超展開とぶつ切りのシーンの連続をかました後、唐突にエピローグに移行します。ルートロックの関係上、最後のまとめを担う姫さまルートですら最後は急転直下の終了であり、いや、うん、裏王って何だよ!と叫ばずにはいられません。撒いていたはずの「公国の秘宝」の伏線ついては「捻じ曲がった噂が広がっていただけで実態は○○だったのだ!」とか、それは伏線を回収したといってよいのでしょうかね。こじつけにしか思えないのですが。
とまあ、伏線については無理やり回収したものもあれば、光が研究所から通っている件などは完全にスルーであり、上記の終盤のグダグダさを加味すると未完成の作品である雰囲気がぷんぷんと。好意的に解釈すればFD用に伏線を残したということなんでしょうかね。


・総評。

駄作・・・ですかね。残念ながら。

音楽も絵も演出も悪くない、のですが肝心のシナリオが不味すぎます。正当な恋色空模様の後継作品ではありますが、そんな恋色が好きだった人にも薦めにくいレベルですね。もちろん、とりあえず萌えゲーをやりたいという方にもお薦めしにくいです。しかし、るちえ氏の絵さえあれば何も恐れるものはない!という方ならきっと大丈夫。ヒロインは可愛いので。
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