煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

天使の羽根を踏まないでっ 感想&批評。

プレイしてから数週間経過しており、今更感もありますが感想をば。


公式HP
http://mephisto-game.com/angel/index_sun.html




・音楽。8点。
BGM30曲、Vocal曲が2曲。最近のゲームとしてはちょっと量的に寂しいものを感じちゃったりますが、綺麗な曲が多く、質のほうは及第点以上かと。


・絵。9点。
CGは106枚、SDは14枚。質のほうは高いところで安定しており、文句なし。名前を聞いたことがない原画さんですが、これからの活躍が期待できそうです。
一点、絵というより企画側の問題なのですが、女装主人公・あやめの外見をあまり活かせていないのはマイナスポイントですね。惜しい。大変惜しい。


・システム。7点。
このソフトハウスがというか大半のソフトハウスがそうなのですが、画面サイズを800×600以外のサイズに対応してもらいたいなぁというのはありますね。今時、1920×1080や1920×1200あたりの解像度は当たり前なんですし。
その他特に問題なく、そして特筆するような機能もなしです。やっていてストレスを感じるようなことはないのでご安心を。


・声優。9点。
主人公に女性声優の声をあてているのは、人によっては拒否反応が出るのが予想されますが、私は高く評価したい。シーンにて頑張って声を低くするよう演出しているあたりが、なんというか可愛いです。
他の方々も特に問題なく。


・太陽の学園シナリオ。8点。
分量が物足らないというのが第一印象。エンディングは二種類準備されていますが、中身はほぼ一本道で4時間程度で終わるというのはちょっと寂しいものがあります。月の学園と対比させると短さがより明確に現れてしまうのも逆風ですね。しかし短いながらでも物語に必要な要素はしっかり入っており、「無駄なく整えられた作品」とも言えますし、綺麗に纏め上げたのは評価したい。


・月の学園シナリオ。7点。
お朱門ちゃん本領発揮!みたいなシナリオ。厨二病要素全開なので、そういった作品が好きな人におすすめですね。
評価としては「そこそこ良い」と言ったところでしょうか。三竦みの魔術、学園内のパワーバランス、それぞれのキャラクターの在りかたなどなど世界観が丁寧に描写されている反面、その世界観を覆すのが早すぎて展開についていけなかったり、心理描写が比較的薄いため感情移入しづらい場面もちらほらと。描こうとしているものが大きいので、仕方がない面もありますけどね。
ちなみに、女装主人公としての設定はどこかに置き忘れたが如くの無意味さなので、そのあたりを期待してプレイすると酷い目にあいます。


・空ルート。5点。
このシナリオの見所がよくわかりませんでした。萌え特化でもなく、メッセージ性があるわけでもなく、厨二要素がそこまであるわけでもなく。敢えていうなら家族愛?なのかな?


・グランドルート。3点。
世界観の説明ルート。ひたすらラスボスが世界の成り立ちやキャラの生い立ちなどの設定を説明しつづけます。どこまでもどこまでも。読むのが苦行でしかなかったのでどう評価したものやら、というのが正直な感想です。ちゃんと伏線張っていますし現実との宗教とリンクさせている部分もあって悪くない、悪くないはずなのに、「匂わせる」というのを無しに全部、説明文として語っちゃうものだからどうにも苦しいんですよね。いや、ユーザーは説明文を求めてゲームをやっているわけじゃないんだっていう(もちろんそういうのを求めてゲームやっている人もいるでしょうけれど)その上、最後が特に捻りのない締めかたをするものだから、なんだかなぁと。
ああ、お朱門ちゃんの世界観大好きです!という方からするとむしろ物足らない可能性もありますけれどw


・総評。
個人的な評価としては「佳作」といったところでしょうか。私が求めていた要素があまり無かったのが惜しい。しかし作品の要素が一つの方向性に集約されていないので、評価の標準偏差が大きそうです。
魔術、朱門、天使と悪魔、このあたりに琴線を持つ人には是非薦めたい作品ですね。
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