煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

DRACU-RIOT! 感想&批評。

公式HP
http://yuzu-soft.com/special/ja/dracuriot

ゆずソフト新作、DRACU-RIOT!をプレイしたので感想でも。
(以下、多少のネタバレを含みます)


・音楽。7点。
BGMは35曲、Vocal曲は2曲。BGMについては同じメロディであるアレンジ曲が数曲あり。
全体的には脇役に徹していた曲が多かったような気がします。Vampire Obsessionだけはやけに耳に残りましたけどね。


・絵。8点。
CGは計100枚、SDが20枚。一番の売りであるだけあって、一枚絵については文句なしです。素晴らしいです。
立ち絵については、ヒロインとその他主要キャラクターについては問題なしなのですが、敵キャラの立ち絵がないあたりの少々の不満を感じました。「能力を使って他人に化ける」という場面があるにもかかわらず、そのキャラが描写されないのはちょっといただけない。
演出面では、ヒロインの表情については非常に力を入れている反面、戦闘描写等は簡素であり、リソース配分の偏りが見られます。当作品ではキャラゲーでありながらも戦闘がシナリオ内に占める割合が比較的多く、上記のこともあってシナリオ担当との連携が上手く取れていない印象は受けましたね。
いやまあ、ジト目があれば私はなんでもいいんだけどな!


・システム。6点。
前作「のーぶる☆わーくす」もそうでしたが、全体的に挙動は重め。所詮エロゲなので最近のパソコンなら何の問題もありませんが、数年前のパソコンだと重くなることもありますので注意です。(参考までにプレイしたPCはE6500でCPU使用率がプレイ中3割、鑑賞で5割。何をそんなに演算してるんだろうか)
機能的な面では、Chapter単位でのSkipはあったほうが良いのではとは思いましたが、その他は問題なしです。シーン中の選択肢を事前に固定できるシステムを搭載したのはGJでした。これは他のソフトハウスも見習っていい部分ですね。


・声優。8点。
演技には不満などは一切感じませんでした。
(声優という項目で挙げるのはちょっと違いますが)ニコラの声はノイズが入っているのは残念すぎる。録音環境はもっとしっかりしてもらいたいなぁ、と。


・シナリオ。6点。
恐ろしいほどにワンパターンです。キャラクター同士の日常会話から、ヒロインの悩み解決までの過程、戦闘の流れなどなど。これはシナリオ製作にあたり、ライターが各種設定やキャラクターの性格について共有しており、かつ安定した文章を書けるという証左ではあるのですが・・・読んでいて面白いとは感じることができませんでした。「どうせハッピーエンドになるんだろ」という大枠ではなく、各々の場面でオチが読めるというのは如何なものかと。ヒロインは悪意などを持たない清純な存在でなければならないという縛りと、個性が薄いハーレム主人公がものの見事に悪い反応を示してしまったいい例ですね。最初から好感度MAXで人間関係に変化と成長が見られなかったのも痛い。ネットスラングやパロネタを頻繁に使用しているあたりと相まって、オリジナリティに欠けているという印象が強く残りました。
結局、設定にも差異がいくつか残ってしまっていましたし。これが「ルートが違えばそれは別の世界なのだから気にしなくてもいい」と思えればいいのですが、どのルートも吸血鬼喰い等、同じネタを扱ってしまっているため、その差異が目立ってしまうという。
と、否定的な意見を並べてしまいましたが、ヒロインの可愛らしさは十二分に描けており、キャラゲーとしてはとても楽しめます。特に現代社会ではありえないセクハラに満ちた世界は素敵。だと思う。梓かわいいよ!


・総評。
普通のキャラゲーですね。キャラクターを気に入ったならばやる価値がありますが、この作品ならではという要素が乏しいため、能動的に人に薦めるにはちょっと厳しいかも。
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