煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

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大図書館の羊飼い a good librarian like a good shepherd 感想&批評。

公式HP。
http://august-soft.com/daito/

オーガスト作品は、Princess Holiday、月は東に日は西に、オーガストファンBOX、FORTUNE ARTERIALがプレイ済み、ですから5年ぶりのオーガストとなります。友人曰く「穢翼のユースティアをやってないのは邪道」とのこと。さて。

※以下、ネタバレを含みます。


・音楽。9点。
BGMが36曲、Vocal曲が9曲。物量では最強クラスでしょう。
Vocal曲は「ストレイトシープ」がお気に入り。


・絵。10点。
CGは96枚、演出に力を入れているため、実際にプレイすると枚数以上に賑やかでした。大変に素晴らしい。
質については相変わらずのド安定です。判子絵と批判されるくらいに安定してます。ここまで崩れないのは凄いことですよ。
しかしべっかんこう氏の絵って、頭身が低い方が違和感がない気がするのは私だけでしょうか。あの丸っこさが幼女にぴったりだと、そう思うんだ。つまり嬉野さん最高ってことですねヒャッハー!


・システム。8点。
config関連は大変に充実しております。
一点、文句をつけるならば次の選択肢へスキップするコマンドがなかったことでしょうか。共通が長く選択肢が多かったため欲しかったところですね。何が一番悪いって、フラグ管理だけでその後の展開に差が無い構成だと思うのだけどねぇ・・・。


・演出。10点。
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library26.jpg
光による演出やカットインなど、大変良く出来ています。シナリオを読ませる以上に視覚で楽しませてくれるのはいいですね。
ういんどみるのE-moteを除けば最高峰と言っても良いでしょう。(どみるのアレは異次元の出来なので仕方がない)


・声優。9点。
全体を通して問題なしかと。
小太刀さんの声を聞いていると相変わらず脳が融けます。イイヨイイヨー。


・共通シナリオ。6点。
「寄り道だらけの学園恋愛ADV」というあたりでお察しかと思いますが、ゆったりまったりの部活モノです。日常のほのぼのしたシーンが総てです。ギャグもかなり楽しいので、一言で纏めるならば「憩い」を求める方々向きなシナリオかと思います。反面、刺激はかなり少なめであるため、睡眠導入剤としても大活躍できるでしょう。私はプレイしている2日間で4回ほどお世話になりましたとも。

構成上仕方がないところがあるのですが、ストーリーが進んでいくと徐々に話が大きくなってくるんですよね。最初のビラ配りの頃は良かったものの、ミナフェス前後になると話が大きくなりすぎてダイジェスト風でしか話が進まなくなります。舞台裏ではたくさんの人が動いているんだよ、でもヒロインたちの魅力を全面に押し出すため地の文で明記するだけに留めておくよ、というのは箱庭感と申しますか・・・なんとも窮屈な世界観になってしまい、ちょっと色褪せてしまった感じがしますね。
他にも数百万の資金が簡単に動かせるなどのご都合主義展開も満載で、手放しでは褒められないシナリオでした。メリハリも足らないですし。残念。


・図書部ヒロイン個別シナリオ。3点。
個別に書かずに、こうやって纏めてしまっているあたりでお察し下さい。共通ルートで盛り上がりそうなネタを消費し尽くしていたこともあり、全体的に蛇足な印象が拭えないシナリオでした。
そして何を血迷ったのかはわかりませんが、甘さ控えめという不思議。ゆるゆるの世界観なのに、無理にシリアスを突っ込もうとして大事な大事な萌えを無くすとはなんたること。糖分は摂りすぎると糖尿病になるけれど、萌えは幾らあってもいいのよ?
とは言え、各シナリオに全く触れないのも何なので一言だけ。

つぐみシナリオ。
妹さんの胸が膨らみすぎていてつぐみ嬢どころではありませんでした。
玉藻シナリオ。
なんでボランティアでブラック企業の真似事やってるんですか、図書部の皆さん。親とのバトルはどこへ行ってしまったのん?
千莉シナリオ。
歌姫設定必要だったのかこれ・・・そして佳奈すけカワユス。
佳奈シナリオ。
佳奈すけ可愛いよ佳奈すけ。


・サブヒロインシナリオ。8点。
非常にコンパクトで説明不足な部分もありますが、全体的に綺麗にまとめられています。ぶっちゃけ図書部員のメイン勢よりも魅力的なんじゃなかろうか。嬉野さんは俺の嫁。


・小太刀シナリオ。6点。
いきなり図書部がハーレム状態になっていたのは大変良かったのではないでしょうか。ギャグ的には大変美味しいシチュエーションですしね。あと、小太刀可愛いよ小太刀。頬を染めるとメインヒロインの貫禄が出ますね。
このルートに限らず言えてしまうことなのですが、シリアスの分量の割りに事象や言葉が軽いです。「羊飼いになったら永遠に人類の手助けをしなければならない」と言っているのに関わらず、主人公は「俺はみんなの部室を取り戻すために羊飼いになる!」とか言い出すし、なんだかかなぁと。

最後は多岐川に勝って図書部組が生徒会を手中に収めますが、明確な施策もないような白崎つぐみ教祖を崇めるだけの宗教集団は大人しく負けておいたほうがよかったんじゃないかと。政教分離的な意味で。明るくエンディングを迎えていますが、学園の未来が大変心配です。


・総評。
なんだろう・・・決して楽しくなかったわけではないのに、プレイ完了後の余韻が不思議とよろしくない、そんな作品です。終わってみれば、OP前後が一番の山場だったような。演出などなどを加味して、佳作といったところですかね。
シナリオ単体で見ると、月は東に日は西にの頃まで退化してしまった印象を受けました。主人公の未来予知も結局殆ど使ってないし、あらゆる設定丸投げ、そして展開が突っ込みどころ満載というのはいただけない。もうちょいがんばってもらいたいところ。
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