煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

お嬢様はご機嫌ナナメ 体験版感想。

公式HP。
www.ensemble-game.com/06.ojyonana/

今更ながら5月末発売予定の「お嬢様はご機嫌ナナメ」の体験版をプレイしたので、感想でも。
なお、ensembleの作品は「花と乙女に祝福を」「花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ」のみプレイ済みです。


・絵。

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キャラクターのデザインは、線は細く色使いが淡いため、非常に柔らかい印象を受けます。萌えゲームの絵としては極めて上質と言っていいんじゃないでしょうか。CGも立ち絵もかなり美しく仕上がっております。
立ち絵については後ろ向きや横向きのものもあり(体験版時点では、七波お嬢様だけですが・・・)期待できるかと。

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お嬢様の寝巻き姿を見てガタッとなったのは私だけではないはず・・・!


・システム。

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configは必要なものは揃っております。skipは快適、バックログからシーンジャンプも可能で充実しております。ちなみに解像度については近年の業界標準であるHD-FWXGAサイズで問題なし。
一点注文をつけるなら、一部声のついていないキャラクターがいるってことくらいですかね。特に詩綾お嬢様の通訳の人に声が無いのはちょっと悲しい・・・。

なお、立ち絵はClochetteやすたじお緑茶の作品のように動くことはありません。スクリプトを作りこむのは多大な労力を要すであろうというのは容易に想像がつきますが、できれば少しずつ動かしていってもらいたいなぁと思う今日この頃。


・シナリオ。

あらすじというか、概要をとりあえず纏めてみた。

・主人公は七波お嬢様の従人。七波の世話と、七波に求婚してくる輩を決闘で打ち負かして、彼女を守ること。ちなみに主人公は文武両道の完璧超人。
・主人公は屋敷の物を贋作と取り替えて本物を売り払うという、端的に言えば犯罪行為をしている。(裏で鶴美が犯罪教唆している)
・七波お嬢様は無気力・脱力系。しかし「庶民の生活が知りたい」と言い出す。他のヒロインも大小あれど、それぞれ個人的な悩みアリ。
・詩綾お嬢様は主人公に求婚。それを知った詩音(詩綾の弟)はブチギレ。
・鶴美(七波の姉)が七枷家を乗っ取ろうと計画。七枷家後継者たる七波を雪小路財閥に嫁がせてしまおうというもの。ちなみに相手は詩音。シスコンなので七波への思い入れは皆無。
・七枷財閥は六つの分家が相互出資することによりお互いを抑制している。鶴美が嫁いだ友禅寺家の力が強まっており、パワーバランスが崩れつつある。
・主人公は鶴美の謀略を阻止するべく、六分家の相互抑制が活かさせるように暗躍を始める。

ええ、まさかのシリアス路線です。大雑把に見ても、裏取引、家督をめぐる陰謀、お嬢様の世話、マクロ経済、ヒロインとの交流、身分違いの恋、茶器などなどを詰め込んでおります。
体験版時点では、経済・陰謀あたりの話とヒロインの存在が完全にミスマッチを起こしておりますが・・・この大風呂敷を取りまとめられるかが鍵になりそうです。上手く融和させることができれば名作、空中分解したら評価暴落ですね。
シリアスパートを終えてからが本番とのコメントもありましたから、シリアスなのは体験版+α程度で、後半は萌え一直線になるんですかねぇ。それはそれで悪くないのですが・・・一体どんな層の客を相手に商売するつもりなのか気になるところではあります。私は萌えもシリアスも両方食べられる人間ですから、歓迎なのですが。

各々の要素についても簡単に記述しておきます。
主人公が決闘するお話については唐突な印象が強く、導入部としてはイマイチだと感じました。最初30分で投げ出すユーザーも相応数居そうです。
シリアスについては緊張感が程よく出ており、文章を読ませるスパイスとして良い働きをしております。主人公の計画の緻密さと、その上での「何が起こるかわからない」という先の不透明さが上手く描かれています。
マクロ経済については、なんちゃって経済学なのであまり期待しないほうが良いでしょう。国債関連の話では馬脚を露わしたかなとは思ったり。比較的説明を要する話題ということもあり、スパイスにしては重すぎかなと。あまり織り交ぜる必要性も感じませんし。
ヒロインは各々魅力的な面があれど、シナリオの重さに喰われてる印象。七波お嬢様はローテンションでわけのわからないことを言い出すあたりが可愛い(ネットスラングの助けがあるのも大きい)ですが、自分の立場が危ないことにもっと危機感を持つべきですし、音羽の境遇はやや重いですが、しかし主人公がやろうとしていることと対比させてしまうと霞んでしまうんですよね。透夏はそもそも存在感が薄いという。詩綾お嬢様は対萌え豚兵器として抜群の破壊力であるのに加えて、ちゃんと見せ場がありましたけど。さて、製品版ではどう調理するのでしょうかね。・・・ああ、花は「兄さんボディソープ」ですよねわかります。どうでもいいけど回想の中でキャラクター名に「ロリ花」とか出てきたときには噴き出しましたw どうしてこうなった。
茶器についてはウザったいほどに知識を披露していて楽しいです。そんなに語られると茶器について調べたくなるじゃないですか・・・!


さて、色々と書きましたが、製品版でどのように話を展開するのか大変に楽しみです。期待したいところ。
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