煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

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ALcot 10th Anniversary Live ~Happiness Day's~ 感想。

公式サイト。
http://www.alcot.biz/page_ev/ev_liv/index.html


9/28に行われたALcot10周年記念ライブ「ALcot 10th Anniversary Live ~Happiness Day's~」に参加してきたので感想でも。
ALcot本家は処女作「Clover Heart's」(一応、更に言えば月陽炎)から最新作までFD含め殆どをプレイ済み、ハニカムは「1/2 summer」のみプレイ済みとなります。

※ やや辛口で感想を書いておりますので不快に感じる方もいらっしゃるかもしれません。ご容赦を。


まずはとりあえずセットリストをおいておきます。
最初に本家の曲を入れて、中盤がハニカム系列、最後に本家系の盛り上がる曲という構成でした。

01.ロケットラブパニック!
02.ENGAGE LINKS
03.Triptych
04.月と夢
05.ひまわり
06.晴れのち曇り、時々雨
07.FairChild
08.木漏れ日フレネル
09.Aliare
10.Summer days rhapsody
11.your little sister
12.Dear My Precious
13.SIGNAL
14.刃に残るは君の面影
15.Distant Promise
16.Le baiser de l'ange-天使のくちづけ-

**.宮蔵氏のトーク(そよぎと六花のRadio de ALcot!)

17.百花繚乱ファンタズム
18.SHINE RING
19.Rebirth ∞ Impact
20.Clover Heart's

21.Clover Day's
22.アンコール


・開演前について。

17時開場のところ16時50分頃に現地に到着。かなりの人数が既に集まっており、時間前でしたが既に入場を始めていました。
待機列はおそらく100人ごとに分けたであろうA-Fのグループごとに待機場所が指定されておりました・・・が、会場前待機だったA、Bグループはともかく、Cグループ以降は細い階段や通路が指定されており、並ぼうにも並べない状態でした。しかし、会場付近の空きスペースにいると係員から「一般の方の邪魔になるから」と言われるという・・・マニュアル上ではそうなんでしょうけど、物理的にその場所並べないから!というね。見りゃわかると思うのですが。
そして番号を読み上げる声はあまり聞こえず。拡声器使えよ。
スタッフの中には何もせずただ立っているだけの人間もおり、統率も取れておらず、それなりに歴史ある会場の割にお粗末すぎる対応でした。飲食店のバイト以下だろこれ。

また、開場17時に対し開演18時は遅すぎると思います。30分前から入れ始めると遅延のリスクが生ずるのは理解できますが、40分前からAグループ、以後5分刻みで入場することを周知するなど、やりようはあったのでは。


・会場設備について。

会場後方の天井が二階席のためかなり低くなっており、サイリウムを振るのが一般的なオタ系ライブには不向きな構造な印象を受けました。スプリンクラー暴発の危険もあったのでは。
また、ハウリングが頻発するスピーカーの配置、舞台後方が布であるため、音を吸収してしまい篭った音しか出ないなど、音響については今まで参加してきたイベントのどれよりも酷い状態でした。歌っている途中に出演者にハウリングの心配をさせるとか駄目すぎる。
ただし、コインロッカーやクロークはあり、荷物置き場については充実していましたね。物販との相性は○。
総合すると、素人目からでも「何故ここを選んだ」と思える会場でした。


・公演内容について。

出演者の方々の歌は見事でしたし、MCも面白いものが多かったです。特にみん様やゆいにゃんは場慣れしているなぁと思った所存。個人的には「月と夢」が聞けて大変満足です。そよぎさんと立花さんの声も耳が幸せでした。

ただ、メーカー主催の10周年記念ライブであるにも関わらず、作品紹介などは一切無し。紹介文章が読み上げられることもなく、動画が流れることも無く、です。あるとしても出演者がMCで少しだけ語る程度。しかも語られる内容から察するに作品紹介を出演者に「託した」のではなく「丸投げ」に近い印象。

これ何のイベントでしたっけ?
ALcotというメーカーが作った曲をみんなで聴くだけのイベントでしたっけ?


今更の話ではありますが、私はALcotの作品が好きでここまで買ってきたんですよね。主題歌は作品を構成する大きな要素であり、それを生で聞けるのは嬉しいことには間違いないのですが、それだけでゲームは出来ません。それなのに作品の他要素の影も形も見えないというのはどういうことなのでしょう。
宮蔵氏の語りにも同じことが言えます。30分も語る時間があったにも関わらず、過去の苦労話などだけで作品に対する想いなどは一切無し。苦労話をするなと言う気は全くありませんし、ゲーム作成の裏話を聞けるというのは確かに大変貴重であるとも思っています。しかし10周年記念の場で、30分もの時間をとりながら作品に触れた話が皆無というのはどういうつもりなのか。

ALcot自身はALcot10周年を祝い、

歴史を振り返る気はあるのでしょうか。

と感じてしまうところでした。
純粋な苦労話も聞きたいので、そちらはラジオでやってもらいたいところです。申し訳ないけれど、あの場で30分という時間のとり方にしても、話題としても10周年ライブにしては不適切な部分が多かった印象が強いですね。元々の計画では20分とのことでしたが、そもそも20分でも長いし、無計画に10分伸ばすというのもサービスて提供する側としての意識が足らなさ過ぎる。

繰り返しますが、アーティストの方々の歌や煽りは大変に良かったです。いわゆるイベンターが暴れるには適した環境だったでしょう。


・企業活動という視点から。

上で会場が悪い、作品紹介等を一切用意してないのはどうなのかと書きました。これらに対応するのは手間がかかるし費用だってかかります。それは当然のことで「一般的に零細で体力のないエロゲ会社にそれを求めるのはどうなんだ」という意見もあろうことかと思います。
それでも尚、顧客満足度以上にライブの波及効果を考えれば作品紹介は作っておくべきだったのではないかと感じました。そもそもライブに来る客が全作品をやっているとは考えられないでしょうし(霜月さんがコーラスやってるTで始まる曲を答えられたのは会場の1割程度だった印象)、過去の経験から「幼馴染は大統領」以後ALcotを知ることになった層は多く、旧作で稼げる余地は十分にあるという事実を認知していたはずです。だからこそ、ライブ前日というタイミングでALcot Classic Worksという作品を出したのではないのでしょうか。にも関わらず旧作の雰囲気も概要も伝えず、更にはClassic Worksの宣伝もせずとは・・・なんとまあ勿体無いことです。
開演前には「○○さんの曲は興味あるけど他は全く知らない」「ALcotの作品なんて殆どやってない」なんて声が聞こえてきました。そういう人が10周年記念ライブに来るのはどうなんだという議論もあるとは思いますが、元々そういう人たちも来るであろうことは予想するに難くないですし、新規顧客チャンスと捉えて用意をしてもらいたかったです。

キネマという箱は(こだわりなどが無ければ・・・ですが)その安さから選ばれたのではないかと推測しています。公式サイトを見る限りでは箱代は60万円、チケット代は600人×5000円で300万ですから、出演料、出張料、広告費など諸々を含めても黒字になったのではないでしょうか。物販もありましたし。
黒字が出ることは至極当然に賞賛されるべき話なのですが、その利益を少しでも長期的視点を持ってライブ内に還流できなかったものかと感じてしまうところですね。事実、他ブランドのライブでは行われているのですし。


・費用対効果について。

消費者視点で言わせてもらうと、はっきり言って費用対効果は悪いと感じました。音響の質、生演奏ではない、演出皆無、オールスタンディングで一人当たり6000円超えてますからね(ドリンク代やe+の諸費用込み) 先週のA FLASHBACKはともかくとしても、先月のオーガストコンサートや3月に行われた真理絵10周年&Birthdayライブと比べても圧倒的に負けているという印象です。主観的な数値ではありますが、適正価格は総額で4000円以下ではないかと思います。


・+αのお話。

可能であればまずは上述の部分を修正していただきたいところです。ここでは+αの提案を書いてみます。
今回のライブは上で少し書きましたとおり、ALcotにあまり興味のない、そんな観客が多く存在したように感じました。序盤は不慣れな環境だったせいか大人しかったですが、後半はコールなどがぐちゃぐちゃ、ただただ騒がしかっただけな印象を受けました。これはライブの回数を重ねて観客、特にALcot作品をたくさんプレイしてきた信者といわれる層が成熟してこれば相応に解決するところではありますが、そこに加えて事前に楽曲に関する広報を行うなどして客層への周知を広めたりしても良いのかな、と。これはBGM.fesでbamboo氏がやっていたことですね。今回も関係者の方がツイッターでYouTubeにある曲を聞いておくといいよ!と宣伝しておりましたが、あれをもっと大々的にするだけでも効果がありそうです。

個人的には予想セットリストを作って公開してくれたユーザーさんの効果が結構あったのではないかと思います。こういうユーザーさんに愛されるブランドであっていただきたいところ。

ALcot10周年記念ライブ - ALcot 10th Anniversary LIVE 予習&予想セットリスト
http://lumilia.blog73.fc2.com/blog-entry-683.html
(リンクフリーとありましたので勝手に拝借しました。リストの公開、感謝してます。)

あと、ライブチケットの販売方法を変えたりとかも良いかと。今回、倍率が2倍以上であったと聞いていますから、もっとALcotが好きな人だけが申し込める方法などを勘案してもいいかなと思います。

まあ、それ以前に荷物を持ち込む奴、途中で平気で割り込む奴など、観客側のマナーがそもそも悪いというのもあるのですが。難しいですね。このあたりは。


・総評。

上から目線で申し訳ないですが、ALcotには猛省していただきたい。そう感じたライブでした。イベント運営が完全に大学生の学校祭と同レベル。過去、幾つかのイベントには参加してきましたが、ここまで満足感を得られなかったのは初めてです。

楽しかったか?と問われれば、好きな音楽を生歌で聴けて楽しくないはずがないのですが、楽しさ以上に腹が立ったイベントでした。
本当に言わせて欲しい。

 ふ ざ け る な !!!



DSC_0005_20130930194823efa.jpg

未だに我が家にあるClover Heart'sのCD版。新品未開封の保存版とプレイ版。まさかこんな場面で自身がALcotの信者であることの証明として使うことになろうとは。
過去に色々なブランドの作品を相応数プレイしてきましたが、これは複数買いした唯一の作品で、未だに高く評価していて、これがあるからALcotに10年付き合ってきたんだけどなぁ・・・。悲しい。




・その他、ALcotの歴史について。

ここから先はライブとは関係のない、ALcotの歴史を宮蔵氏のトークから推察するコーナーになります。
より苛烈な文章なので注意。

個人的にここ数年、ずっと疑問に感じていたことがありました。Clover Heart'sやFairChildを筆頭に修羅場を描くことが得意なメーカーだと思っていたのに、大統領以後はパロネタとギャグに特化した作品ばかり書くのは何故なんだろうと。これは大統領によってワゴン組を回避できるようになったため、それで利益を得ることが出来るようになったため、その路線で行くことになったのだろうとも考えていたのですが、どうにも腑に落ちないところがありました。これは私自身がClover Heart'sの再来を強く望んでいたため、納得しきれなかったというのもあるのでしょう。

さて、今回の宮蔵氏のトークでは、
・月陽炎の頃、皆を纏めていたディレクター、河原氏がいた
・河原氏と宮蔵氏はあまり仲がよくなかった様子
・FairChild発売以後、二人の関係を元にALcotは分裂(本家とハニカム)
・(そもそも10周年の場で過去の不仲を伝えているという事実)

という事実が明かされました。FairChild以後ということでENGAGE LINKSはちょっと謎なのですが、大統領以後作風が変わったのはひとえに宮蔵氏のカラーに本家が染まったからなのではないでしょうか。それにしても数年越しの、しかも数百人の顧客の前で暴露するとはどれだけ熾烈な状況だったのやら。
ここから推察されるに、Clover Heart'sの面影を求めている私はClover Day'sではなくハニカムの作品をプレイするべきなのかもしれないと思った所存です。今回のライブでClover Day'sは世界観は共通していれど完全な新作ということが発表されましたし、新本3部作のパロネタ部分がクロハネタになるだけじゃないかという恐れもありますし。そのあたりは体験版で判断ですかね。
・・・話がそれました。ALcot本家はおそらくこの先、宮蔵氏が一線を退かない限りはギャグ作品で行くのだろうと思います。

そして、ALcotが過去を振り返れない理由もきっとこのあたりにあるのでしょう。単独トークの時間が30分もあること、10周年の場で不仲と苦労話ばかりになること、善し悪しはともかく、ビジネスという視点でも祝賀という視点でも異常ですよ、これ。宮蔵氏が持っていた原稿に何が書いてあったかは知りませんが、ALcotという組織は、宮蔵氏はそれでいいと思ったのだろうか。誰もチェックしてないのか。上のほうで「不適切」なんて書きましたがそんなレベルではなかったと思うのですが。
40近くのおっちゃんが・・・なんて宮蔵氏本人が言っていましたが、社会人として、ビジネスとしての最低限を満たしていませんよ?これは遊びではありませんよ?我々客はそれなりの対価を払っているわけですから。少なくとも主催者たる側はエンターテイメントとしての恩恵を能動的に受けるべきではない。当たり前のことでしょう?最初から何の準備もせずに祝福と肯定を受けようとしてどうするのさ。

10年前からの面子が宮蔵氏と仁村氏しか残ってないというのも離職率的な意味で嫌な想像を掻き立ててくれますし怖い怖い。ALcotの黒い部分を見れたことと長年の謎が解けたということで、今回のライブは価値があったと見るべきなんだろうか。



今回のイベントで、10年間私が待ち望んでいたALcotは既にこの世にないことを認識しました。サブタイトルのHappiness Day'sとはとんだ皮肉だと思う。葬式ですよ。本当に。
別窓 | 放浪。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
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