煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

十六夜のフォルトゥーナ 体験版感想。

公式HP。
http://lapislazuli-soft.com/main.php

発売直前のタイミングではありますが、Lapis lazuliの新作、「十六夜のフォルトゥーナ」の体験版をプレイしましたので感想でも。


・絵。

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キャラクター、背景ともに安定してます。崩れているところなどは今のところ一切見当たらず。全体的にキャラクターの投身が低く、幼い印象を受けます。とてもGJです。そしてルシアさんはけしからんおっぱいをしすぎです。実にけしからんです。

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あと、乙女のこの立ち絵は妙にあざとい。可愛い。


ただ、二つほど気になった点を。

・街灯が殆ど無い田舎の夜間などでも、キャラクターの立ち絵の明度が変わらないため、発光しているように見えてしまいます。まあ、慣れれば気にならないことですし、気にする人のほうが少ないさそうですけれど。

・もう一点は、やはり服装の少なさでしょうか。ルシアは一度だけ制服を着ていましたが99%はシスター服、小菜は幽霊だから除外するにしても、乙女は着物100%というのは一体・・・。もっとお洒落させてあげようぜ。可愛いからこそ本気で思います。製品版だともっと多様な服装が出てくるのだと信じたい。


・システム。

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Configはやや簡素ですが、一通り揃っており困ることはないでしょう。不連続ですが、ウインドウの解像度を変更することも出来ます。

演出については多くスクリプトが組まれているタイプで、キャラクターの表情が動いていくのが大変に良いです。そしてスクリプトの多さの割にSkipは高速で使い勝手は十分。

ただ、ウインドウがちょっと邪魔に感じることはあります。ウインドウの濃淡も変更可能なのですが、色を薄くすると文字が大変見難くなるというジレンマ。


・シナリオ。

旅人である主人公が田舎町に流れつき、そこでヒロインたちとの日常を過ごしながら、不思議な出来事に巻き込まれていく物語、です。放浪している主人公という設定、その主人公のキャラクター、田舎の雰囲気、伝奇的な要素、ルシア母たるゆり子の存在など、全体的な雰囲気としてはAIRを思い出さずにはいられないほど良く似ています。
私的な意見としては、AIRはリスペクトされるべき作品であり、類似作品が出てくることは大いに歓迎なのですが・・・気にする人は気にしそうです。それ以前に、消費者の入れ代わりが激しいエロゲ業界において、13年前の作品を実際にプレイしている人は少なさそうではありますが。

基本は主人公が野宿をしながらヒロインたちと交流を重ねていく日常シーンが中心に描かれていくのですが、テキストの質は高めで読み飽きにくい文章になっていると感じました。食事シーンの多さの割に洗濯や入浴のシーンがなく、主人公臭くないか?とか思うところもありはしましたが・・・まあ、一挙一動全てを描いていても間延びするだけですしね。ああ、食事の大事さは大変に伝わってきました。住所不定無職になりたくねぇと素直に感じましたね。

非日常の伝奇要素についても、現時点では設定の破綻などは一切感じられず、ユーザーを物語に引き込むに十全の働きをしております。悪霊・殺人・九条家の異能・幽霊となった小菜など、物語を大きく広げていくに十分な要素が揃っています。これは期待できそうです。

※追記。
褒め称えた後に追記でこんなことを書くのはどうかなぁと逡巡したのですが、一応。

数日間寝込むほどに心を病んでいた時雨が小菜に会えた時の反応、というか場の盛り上がり方が妙に足らなかったというのがやや懸念点ではあります。設定・伏線がよく出来ていても、やはりここぞという場面でも昂ぶりがなければ台無しになってしまうわけで・・・。ちょっと心配です。



・総評。

あくまで現時点での感想となりますが、今年の最高傑作になる可能性がある作品であると感じました。製作期間は3年以上とのことですが、力が入っているというのを感じさせられました。
ユーザーが作品に求めるものも凝り固まってきている現在、安易な展開に逃げてしまうメーカーさんが多いですが、そういう姿勢を一切感じなかったというのは期待が持てようというものです。製品版が楽しみですね。
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