煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

千の刃濤、桃花染の皇姫 体験版感想。

公式サイト。
http://august-soft.com/hatou/

AUGUSTの新作、「千の刃濤、桃花染の皇姫」の体験版をプレイしたので感想を。
なお、エロゲに手を出したのは1年ぶりくらいですので、最近の作品との比較は難しいです。ご容赦を。


・絵。

「千の刃濤、桃花染の皇姫」2016060501
「千の刃濤、桃花染の皇姫」2016060511
「千の刃濤、桃花染の皇姫」2016060603

背景については凄まじい精緻さです。過去プレイしてきた作品で最高かもしれないというレベルです。
前作の羊飼いで多用されていた影の表現に加えて、その他戦闘シーンの表現はユースティアから強化されており、演出については洗練された印象を強く受けました。

キャラクターについては装飾が多く、一見華やかな印象を受けます……が、世界観が比較的暗いために表情も暗いものが多く、少なくとも体験版の中ではキャラクターの良さは発揮されているとは感じませんでした。公式サイトのキャラクター紹介ページにあるラフ絵のほうが可愛く見えてしまうのはどうなんだろう。


・システム。

基本は大図書館と同様です。記憶が定かではないのですが、タブレット端末に対応するUIが強化されている気がします。
個人的に気になったのはスクリーンショットの保存先がデスクトップ固定であること、画面解像度の選択肢がやや少ないこと、でしょうか。


・シナリオ。

他国に侵略され植民地化した国で、支配に抵抗して独立を目指すというのが主人公たちの目的になります。しかし、主人公も皇女殿下も巫女のトップも皇帝すらも学園に通い、反体制派組織のトップがアイドル業に勤しんでいるなど、頭に疑問符が沸きまくる設定になっているのはどうにかならなかったのでしょうか。正直、ユースティアと大図書館の良いところを融合させようとして失敗しているようにしか見えないのです。
主人公の宗仁とメインヒロインの朱璃が己の存在意義や国の未来、主従関係と忠義に関する価値観について語り合い、l信頼を築いていく様子は美しくあります……が、その一方で打ち倒すべき怨敵、小此木には行動の全てを監視されており、暇つぶしに面会させられたり、そしてそのまま釈放されたり等、完全に遊ばれていて「茶番だなぁ」と感じさせられてしまうのはとても辛いところ。
宗仁と朱璃を見張っていれば武人の集団「奉刀会」の動きは丸見えのはずですし、それを鎮圧せずに放置しているという点でもやはり茶番。(というか彼らを壊滅させれば守備のために莫大な予備兵力を保持する必要もなくなりコストが安くなるのにね)

かなりネガティブなことを書きましたが、そのあたりを踏み越えていくような物語を期待したいところです。そういう萌芽を感じる部分もありますし。デモンベイン的展開もありそう
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