煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

タユタマ -kiss on my deity- 感想&批評。

公式サイト。
http://www.lumpofsugar.co.jp/product/tayutama/index.html

lump of sugar最新作。
購入動機は萌木原ふみたけ氏の絵を愛でるためです。
(点数は各項目10点満点で採点)

※ネタバレしまくっているので注意。


・音楽。10点。
ヴォーカル曲多すぎですよ…8曲って。
BGMは29曲なのでさほど多いわけではないんですけどね。
文句の無い出来だと思います。お気に入りは「Across The Date Line」かな。


・絵。9点。
質は最高クラス。崩れていたり塗りに違和感があったりする絵は全くありません。CGは104枚あり十分な量です。
一つだけ文句をつけるなら服装のバリエーションがやや少ないことが残念です。美冬は制服しか立ち絵ないし…。サブキャラみんなの立ち絵を作ったのは非常に良かったんですけどね。


・システム。8点。
セーブ&ロードが同じところにあるのは使いにくかったです。セーブボタンとロードボタンを大きくして欲しかった。セーブしようとしてロードしたことが何度もあったし…。
Skip機能は既読未読を判別してくれるし、シーンスキップまでついているのでシステムとして見れば優秀。シナリオの構成がその利点を潰してしまったのは残念ですけどね。


・声優。9点。
ゆみなの声で一箇所だけすごい違和感のある場所がありましたが、その他は問題なし。
若○氏がGJすぎる演出でした。


・共通ルート。5点。
ましろのためにあるシナリオ。その他ヒロインが不遇すぎます。アメリと美冬が障害、ゆみなは空気という不遇っぷりはどうかと思う。
世界観をユーザーに伝える役割はしっかり出来ていると思いますが、ヒロインが損な役回りをするのはちょっとね…。


・三強戦。8点。
アメリは応龍、ゆみなは鳳凰、美冬は鵺と、ましろ以外のヒロインがそれぞれ三強と対応してシナリオが描かれています。
戦い…といえば一応戦いですが、熱いバトルを期待してはいけません。戦闘描写は殆ど無く、演出効果で画面いっぱいに炎が広がったりするだけなので、戦いの状況は脳内で補完する必要があります。まあ、応龍はツンデレで本音を言わなかったからましろ達と戦いになり、鳳凰は痴話喧嘩で人間に一方的に迷惑をかけただけ、鵺は幼女で「自分も下着を穿いてみたかった」という理由で下着泥棒を繰り返し、主人公たちに成敗されるという凄まじい展開なので、戦闘描写とかそういうものを気にする方が間違っているのかもしれません。ノリとギャグを楽しむべき作品なのでしょう。実際、話のテンポは非常に良く面白いですし。
それにしても女子寮の警備システムが軍事基地並みになっているのには爆笑しました。どんだけ強固なのかと。
しかし、ヒロイン全員少しずつ変化させた同じようなシナリオを辿るので、スキップも使えず延々4回も同じ展開を見せられるのは、シナリオ構成上よろしくないと思いました。4回も同じ流れを見せられたら確実に飽きますって。


・ましろ。9点。
メインヒロインなだけあって全編を通じて優遇されてます。主人公が人間ではなくなり、ましろと悠久の時を過ごすというEDは評価は分かれそう。個人的には好きですけどね。
どう見てもチビましろの方が可愛く見えるのはご愛嬌。舌足らずなチビましろをもっと見たかった…。


・アメリ。2点。
彼女自身が人の話を聞かないキャラで、主人公も彼女に関するとガキっぽさ全開になるので、シナリオは見ていて頭が痛くなります。明らかにシナリオの盛り上げ方を間違えたような気がしてならないです。
そして、ラストの一番盛り上がるところはましろや応龍などの非人類組が美味しいところを全部持って行きます。主人公もアメリも何の為に居るのかさっぱりわかりません。
アメリよりも応龍の方がキャラが立っているし、彼女は全体を通じて不遇だったとしか言いよう無いです。


・ゆみな。7点。
キャラの味付けが薄すぎた気がするのです。悪い子じゃないのだけど明らかに個性が足らない様子。もっとネガティブハイテンションを見せた方が良かったと思うのです。
シナリオの質はそこそこ高いですが、短すぎるのは残念かな。


・美冬。6点。
頭脳明晰、運動神経抜群、人格的にも優れるという素敵なヒロイン。話の内容も飽きが来ない内容だったのでよかったと思う。惜しむべき点は主人公が何の役にも立ってないということ。ヒロインが強いので仕方が無いかもしれないですが、それでも残念。
そして鵺可愛いよ、鵺。角砂糖の幼女はレベルが高すぎて困る。


・シナリオ総評。
ヒロインより鵺や応龍のほうがキャラが立っているように見える。優秀なサブキャラに喜ぶべきなのかもしれないけど、明らかにヒロインの力不足も感じました。恋に落ちる描写もお粗末でしたし。
太転依のキャラは本当に良いので、みんなで騒がしく日常を過ごす描写などが好きな人にはオススメできる内容かと。大人数のキャラのかけ合いは上手く出来てますし。


・総評。
ギリギリ良作というレベル。
世にある他の作品と違ったベクトルで楽しませてくれる作品です。

ただ、作り手のポテンシャルを完全には出し切ってない気がしました。研鑽すればもっともっと良い作品が出せそうです。次回作にも期待したいです。
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この記事のコメント

はじめまして~。

たしかにスキップができないのは辛かったですね。美冬ルートの応龍戦のように多少でも展開を変えてくれれば良かったのですが…。

応龍はすごくキャラがいいですね。脇役キャラなのに、ここまで素敵なキャラはそうそういないと思います。
2008-07-26 Sat 21:18 | URL | Purpurrot #-[ 内容変更]
|ω・`)とおりすがりです。

応龍。 10点。

中途半端にスキップできないのはだるかったですねー。
2008-07-26 Sat 18:02 | URL | Calamity #cRy4jAvc[ 内容変更]
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